Makoto さん ~ シニア ソリューションアーキテクト
新卒で SE として外資ベンダーに入社しました。トータルで 10 年間在籍しており、初めの 6 年間はハードウェア事業部に所属してシステムの設計や構築を担当していました。データセンターの中でケーブル配線やサーバーのマウントなどを徹夜で行ったこともあります。その後同社のクラウド事業部に異動し、そこで自社のクラウドサービスのプリセールスエンジニアとして 4 年間を過ごしました。AWS の ソリューションアーキテクト( SA )と似た立ち位置のロールで、営業とペアでお客様へ提案活動をしていました。
その後別の外資ベンダーにインフラコンサルタントとして転職し、そこでは RPA の管理システムのインフラ設計について、お客様にコンサルティングサービスを提供していました。扱っていた RPA 基盤としては、オンプレだけでなくクラウドも積極的に提案しており、ここで AWS と深く関わることになりました。
そのようなご縁があり、2020 年に SA として AWS へ転職しました。ここでは私はマジョリティーフォーカスと呼ばれるカテゴリのお客様を担当しています。マジョリティーフォーカスのお客様はまだ AWS やクラウドのご利用が本格的に始まっておらず、私はお客様へ AWS の魅力を伝えたりクラウド利用に慣れていないお客様の最初の走り出しを、技術的な立場から支援する仕事をしています。
プライベートでは妻と 3 歳の娘がおり、仕事だけでなく家事、育児と忙しい毎日を過ごしています。
仕事のある平日は毎朝 7 時ごろに起きています。妻もフルタイムで働いていますので、1 日交代でどちらかが少し早起きして朝食の準備と娘のお世話をします。担当でない日は 30 分ほど長く寝られます。娘は保育園に通っており、基本は朝の送りを私、夕方のお迎えを妻がやっています。娘を保育園に預けて 8:40 頃に家に戻るので、そこから仕事をスタートします。18 時過ぎに娘が保育園から帰ってくるので、私も仕事を中断し娘の遊び相手になり、その間に妻が夕食を作ってくれます。食事に関しては妻が料理担当、私が洗い物担当でここも分担しています。娘のお風呂も大体 1 日交代で一緒に入っています。お風呂に入った日はそのまま娘の寝かしつけもやります。娘が寝てくれるのが 21:30 頃で、ここからようやく自由時間になります。洗い物をして、妻とドラマを観たり仕事の続きをしたりして 1 時頃に就寝します。
休日も娘の生活リズムを崩さないために起床時間や夕食以降のスケジュールは平日とほぼ同じにしています。日中はやはり娘中心となり、公園や遊園地などへお出掛けしたりします。まだ一人で遊んでくれないので家でも必ずどちらかが娘の相手をしていますが、空いている方が家の掃除をしたりしています。掃除もエリアごとに分担しており、私は書斎、トイレ、風呂担当です。
コアタイムなしのフレックスタイム制には本当に助けられています。子供が小さいので急に熱を出して休んだり、パンデミックの影響で保育園が休園になることもありましたが、仕事をする時間を夜にずらしたりすることでうまくやってこれました。リモートワークが許されている点も大きいです。通勤にかかるはずの時間 2 時間を家事や育児に充てられるので、非常に助かっています。
また私のチームや周りにはお子さんのいる人が多く、お互いに子供事由での急なスケジュール変更なども言いやすい環境にあることも心地よく感じています。育児に理解がある環境ですね。飲み会なども育児のため欠席したいと言える環境ですし、むしろ周りから「お子さんのことで忙しければ遠慮なく言ってください」と気を遣ってくれます。
娘が生まれた時は前職にいて育休を取れませんでしたが、AWS では男性でも育休を取っている方も多く、性別問わず育児に参加しやすい環境だと思います。もし 2 人目が生まれることがあれば私も育休を取りたいですね。
フレックスタイムと在宅勤務のメリットを最大限に活かして隙間時間をうまく使うように意識しています。基本の業務時間は 9:00 - 18:00 ですが、例えば業務時間中であっても 10 分間休憩と運動を兼ねて少し家の掃除をしたりしています。そうすると休日の掃除時間が減り、その分勉強時間が確保できます。他には「勉強する時間」というものを設定しています。これは仕事や家事など勉強以外のことはしない時間、という意味で妻にもこの時間だけは私の自由時間として確保してもらっています。具体的には土曜の 15:00 - 16:00、日曜の 23:00 - 24:00 が今の私の「勉強する時間」です。もちろん週 2 時間しか勉強しないというわけではなく、これ以外でも時間が取れれば勉強はしています。勉強の内容としては例えばオンライン英会話をやっています。社内では海外チームとのやり取りも発生しますし、お客様もグローバル企業で英語で会議が実施されることが時々あります。英語力はあるに越したことはありません。私は帰国子女でもなければ留学経験もないので、自分の英語力で仕事に支障が出ないよう必死です。
はい、IT が好きなのであれば是非にとお勧めしたいですね、随分先の話ですが(笑)。AWS に入社して私が素晴らしいと思っていることの一つとして、社員がお互いをリスペクトし個人を尊重していると感じられることです。当然社員一人一人家庭環境なども異なるわけですが、AWS はきちんと事情を理解して最大限の配慮をしてくれる会社です。その事情の一つに育児もあると思うのですが、それを理由に仕事を調整しやすい、プライベートを犠牲にしないで働ける環境がここにはあります。実際に育休から戻られてこれまで通りまた仕事に復帰されている社員も何名も見ています。私も今は 18 時以降、子供の世話のために基本的には仕事を入れないようにしていますが、上司や同僚もそれを理解してくれています。性別や家庭環境等、様々な状況問わず働きやすい会社だと思います。