Rie さん ~ ソリューションアーキテクト

マジョリティーフォーカスは、より多くのお客様に AWS の価値を届ける役割を担っているチームです。私はその中でも、中堅中小企業のお客様に向けた技術的なご支援をするチームに所属しています。このチームの特徴は、お客様を深耕していくアプローチと、より多くのお客様に価値を届けるスケールのアプローチ、両方に取り組んでいるというところです。お客様の個々の課題を深掘りし、強固な関係を築きつつ、様々な角度でソリューションを提案できるというのは、エンジニアとしての醍醐味だと思いますし、まだ顔が見えない多くのお客様に向けた様々な取り組みができることも非常にチャレンジングだと感じます。
2 つのアプローチのうち、深耕していくアプローチをとるお客様の数は、一人当たり 20 〜 30 社くらいです。お客様の業種はシステムインテグレータ、サービスロバイダ、製造、小売など様々で、ゆえにご相談いただく内容も非常に多岐にわたります。ご支援の内容も、とある仕組みの実現方法の検討やサービスの紹介などある程度具体的なものもあれば、プロジェクトの取り組み方・アーキテクチャ全体の相談、人材育成、のような大きなスコープでご相談をいただくこともあります。
様々な角度で自分の強みを作っていけるチームだと感じていて、毎日がとても刺激的です。

Employee photo

社内の色々な方に日々たくさん助けていただいています。案件対応の際同じチームの先輩に一緒に入っていただくこともありますし、一人で対応した案件についてもよく周囲に相談しています。案件によっては技術的に深い知識が必要になる場合もあるので、その際は特定の技術エリアのスペシャリストに支援いただくこともあります。
AWS の SA というと非常にレベルの高いプロフェッショナルのイメージを持っていたので、入社前は「なにもかも自分でできるスーパーマンにならなければいけない」というプレッシャーがありました。入ってみると、困ったときは誰もが非常に丁寧に教えてくださるので感動しました。マネージャーも、先輩も、同期も、根っから人の役に立つことが好きな方達ばかりで、これがリーダーシッププリンシプル(OLP)にある Customer Obsession なんだなと感じます。
色々な方の支援をいただけるからこそ、自分のキャパシティを多角的に広げられている実感があります。今はまだ OJT 中で、助けていただくことのほうが圧倒的に多いので、早くお返しできるようになりたいです。

私はこれまで 3 社での経験があります。新入社員で入った会社は外資ベンダー系の SI 企業で、ハードウェア導入案件のデリバリーや、製品に関する技術支援、ハードウェア製品のプリセールスなど幅広く経験しました。この時に、多くのお客様にお会いして、お客様に何かを伝える以上に、お客様から多くのことを教えていただきました。2 社目と 3 社目はいずれもソフトウェア企業で、テクニカルサポートエンジニアとして入社しました。知識をつけることで、より多くのお客様に役に立てますし、それが数値としても現れるので、とてもやりがいを感じていました。お客様のお困りごとに、お客様以上に真剣に向き合えることが楽しかったです。3 社目の入社後にプリセールスに転向しましたが、家庭の事情で一度退職して専業主婦になり、その後パートタイマーとして再入社しました。色々と役割は変わりましたが、3 つめの会社はとにかくオープンで、手を上げればいろんなことにチャレンジできる環境だったので、社内の環境改善、マーケティングコンテンツ作り、開発品質向上など様々な施策に取り組みました。試行錯誤で新しい仕組みを作っていく楽しさを感じていて、勤務時間に制限はあったものの非常に充実していました。
AWS は 4 社目にあたります。様々なロールの経験を経てどうキャリアを描こうかと迷っていたところに、AWS キャリア採用ページでマジョリティーフォーカスのポジションに出会いました。その後カジュアルインタビューや採用イベントを通してポジションへの理解を深めていく中で、これまでに多くのお客様に教えていただいたこと、お客様のお困りごとに寄り添うこと、技術的に深く学ぶこと、仕組みづくりをしたことなど、これまでの経験の全てがすっと入っていくのではないかという直感があって、チャレンジの気持ちで応募して今に至ります。

入社時から現在まで、フルタイム(フルフレックス、フルリモート)という業務形態をとっています。試用期間とは無関係に、入社のタイミングからこの業務形態がとれたのはとてもありがたかったです。実は、時短勤務で入社というオプションもあって検討はしました。ただ多くの方がフルフレックス、フルリモートを活用して仕事と家庭と両立されていること、入社後に時短勤務へ変更できることを伺って、フルタイムにチャレンジしてみることにしました。
私は夫と子ども 2 人の 4 人家族で、夫もフルタイム(フルフレックス、フルリモート)勤務です。上の子は近所の小学校、下の子どもは保護者の送迎が必須の特別支援学校にそれぞれ通っています。下の子の送迎は、朝 8 : 30 ~ 10 : 00 と、昼 13 : 30 ~ 15 : 00 の 2 回を夫や実家の母と分担していますが、その時々の状況に応じて声を掛け合って調整しています。
入社前は、子育てや送迎時間について、周囲の理解は得られるのか、期待に沿う成果をどう出していくのかなど、いろいろ悩みました。そんな時に、今のマネージャーが「Rie さんに気持ちよく働いていただけるよう、こちらとしてもチャレンジしたいから、ぜひ何でも相談してください」と言ってくださったんです。それで、不安がすごく小さくなったのを覚えています。
話が逸れましたが、そんなわけで、一日の過ごし方は、私がお迎えを担当する場合だと 8 : 30 ~ 9 : 00 の間に業務開始、13 : 30 ~ 15 : 00 は昼食兼子供のお迎え兼子どもとのおしゃべりタイム、15 : 00 から業務の続きをして 18 : 30 くらいに終業、といった感じですね。中抜けの時間帯はカレンダーでブロックしていて、打ち合わせは入れないようにしています。周りの方も理解を示してくださる方が多く、ありがたい限りです。立て込むと子供が寝た後に少し作業することもなくはないですが、基本的には業務時間内で区切りをつけて、夜はぐっすり寝ています。
AWS は個人の裁量がかなり大きく、チーム全員で会議に出て全員で決めて進捗報告する、といったこともないので仕事量の調整はとてもしやすいです。フルリモート勤務で受けている恩恵も非常に大きいですね。もちろん、裁量の分だけ責任もついてきているとは感じています。AWS は本当に高いレベルでセルフマネージメントできる人たちが集まっていて、仕事と家庭のバランスの取り方も含め、周囲から刺激を受けますね。

はい、入社してからはずっとフルリモートで、自宅から勤務しています。(インタビュー当時。現在はリモートと出社のバランスを取って働いています。)時々チームで集まったり、研修やイベントに参加したり、あまり多くはありませんがお客様の現地対応がある場合は、家庭の用事は調整の上出社しています。おおまかに月あたり 1 〜 2 回くらいの出社ペースだと思います。(インタビュー当時)
フルリモートだと、困った時の相談ができるかが一番不安だったのですが、実際にはとても相談しやすく、孤独感はほぼありませんでした。マネージャーやメンターの先輩とは 1 on 1 というミーティングを週次で設けていて、そこで漠然とした悩みや不安なども話せています。それ以外にも、チーム外の方と 1 on 1 をしてアドバイスをもらったり、雑談チャンネルを活用して「こういう時どうしてますか?」といった話をすることもあります。
普段の業務では、中堅中小企業でも昨今はウェブ会議を受け入れてくださるお客様がほとんどです。リモートだと、打ち合わせが設定しやすいというメリットもあります。ただ直接お会いすることで築ける関係もあるとは思っていて、家庭の状況を見ながら今後チャレンジしたいです。

Employee photo

得意不得意は皆それぞれ違うし、側から見れば順調なキャリアを築いているようでも、自分だけの悩みを抱えていたりすると思います。そういうことも含めて、皆でスキルを伸ばし合う土台が AWS にはあるように感じています。様々なバックグラウンドを持つ方が AWS でチャレンジしたいと思ってくれたら、私も嬉しいです!