Asaha さん ~ アソシエイト ソリューションアーキテクト
西日本ソリューショングループは、西日本に拠点のあるお客様を担当するソリューションアーキテクト ( SA ) のチームです。エンタープライズ企業を中心に、製造、電力、製薬、建設、デジタルサービスなど様々な業種及び業態のお客様に対して、技術的観点でのクラウド活用支援を行っています。例えば、アーキテクチャ設計支援や、ハンズオンや勉強会の実施、パブリックな場での講演、サービスチームとの連携などです。チームの特徴としては、1 つのチーム内で、様々な業種・業態のお客様を担当していることが挙げられます。( 東京を拠点とする SA は、業種・業態でチームが分割されている場合が多いです。)チーム内では、業界毎に更に小さなチームを作成して普段の活動をしていますが、週次のミーティングや交流イベント、技術相談などはチーム全体で行います。お客様が多岐に渡るため、対応する課題や技術もバラエティ豊かなのですが、その内容をチーム内で共有したりディスカッションできるのが、とても良いところだと思っています。なお、チームには関西及び中国・九州のメンバーが所属しており、オフィスも大阪と福岡にあります。前職では東京勤務でしたが、関西出身のため大阪にオフィスがある企業を志望し、いわゆるUターン転職で AWS に入社しました。
関西での仕事はとても楽しいです。もちろん東京も楽しかったですが、慣れ親しんだ地元はやはり良いですね。チームメンバーにも U ターン転職の方が複数名いらっしゃいます。関西で SA として働くことの面白さは、3 つあると思っています。1 つ目は、お客様や地域への貢献を感じられることです。個人的な感覚もありますが、関東と比較すると関西にはこれからクラウドを使い始めるお客様が多いです。お客様の変革の一歩目を支援できることに、とてもやりがいを感じています。一方で、既にクラウド活用を進められているお客様もいらっしゃり、モダナイゼーションの支援も多くあります。お客様のクラウド利用フェーズが多様なので、それぞれに応じた技術提案ができるよう勉強を重ねる日々ですが、それもまた楽しいです。また、担当するお客様は、地域に拠点のある昔から知っている企業なので親しみがあります。SA の活動がお客様の成長や地域の活性化につながると思うと嬉しいですね。2 つ目は、大阪リージョンというサービス拠点があることです。2023 年で一般利用開始から2周年を迎えるため、チーム内でも大阪リージョン関連のイベントや取り組みが多数あります。西日本を盛り上げていこう!という雰囲気があるのが良いところです。3 点目は、生活がしやすいことです。地元である奈良県に住んでおり、現在はリモートワーク中心ですが、出社をすることもあります。東京と比較して電車も空いていますし、食べ物や街の雰囲気も私には合っていて、生活のしやすさを感じています。
前職では、実証実験のプロジェクト管理や、新卒採用、Web アプリケーション開発など、複数の部署での業務を経験しています。いわゆるエンジニアというよりは、要件定義から保守運用のフェーズに渡って、お客様や協力会社と会話をし、仕様の整理や成果物の報告などをしていました。関わったシステムの大半はオンプレミスで、クラウドは少しだけでした。転職を考えたきっかけは、関西に戻りたい、新しい環境でチャレンジしてみたい、という 2 点です。東京で働いていると、地元の両親と子どもが会えるのが年に数回になってしまうので、機会を増やすために関西に帰りたいなと思っていました。また、前職でジェネラリストとしてキャリアを重ねる中で、何か技術領域での強みを持ちたいという思いも強くなっていました。そのときに AWS に、西日本を拠点とする SA という職種があることを知り、チャレンジする気持ちで応募をしました。AWS を選んだ理由は、これまで触れる機会があまり無かったクラウドという技術と、成長を続ける外資系企業という環境に興味を持ったからです。AWS の中でも SA を選んだ理由は、お客様の課題に向き合い技術面での解決策を考えるという役割のため、お客様と直接関われる面白さや、幅広い技術を勉強して自己成長できるという点に魅力を感じたからです。実際に働き始めて、応募時に想定していた以上のやりがいを感じています。
大変な部分もありましたが、順調に進めることができました。チャレンジして良かったなと思っています。転職活動当時は、こどもが 0 歳でした。小さな子どもがいらっしゃる方だと、現職と転職活動の両立、転職による環境変化、の 2 点にハードルを感じるのかなと思います。現職と転職活動の両立については、私の場合は活動時期が 2021 年の冬であり、採用面接が全てオンラインでした。そのため、業務や保育所の送り迎えなどの私生活と調整しながら採用面接を受けやすかったという側面があります。また、AWS の採用面接がとても合理的であり、面接準備を効率的に進めることができました。というのも、AWS では、自身の経験をAWS 社員の行動指針であるリーダーシッププリンシプルに合わせて、STAR 形式で答える行動面接が取り入れられています。経験を整理する大変さはありましたが、やみくもな準備は不要ですし、自分の個性や考えの整理にも繋がったのでとても良かったです。また、採用面接自体は複数回実施されます。1回で見極められてしまうのではなく、多角的に向き合い評価をしていただけるため、安心して受けることができました。転職による環境変化については、家族の理解や応援もあり問題なく進めることができました。チャレンジしてみるという気持ちで自分にプレッシャーをかけすぎないようにした、業務や私生活への負担も考えて AWS に絞って活動した、という点もよかったのかもしれません。
私は多い方ではありませんが、機会はあります。西日本ソリューショングループのメンバーでは、2 - 3 ヶ月に 1 回ぐらいのペースの方やそれ以上の方がいらっしゃいますね。出張内容としては、担当するお客様の東京勤務の方との打合せや、お客様のエグゼクティブ層との本社での打合せ、東京でのイベント開催、社内研修に参加、などがあります。東京本社だけでなく、アメリカの AWS 本社に出張し、お客様やサービス開発チームと打合せをしているメンバーもいます。入社後、海外での研修もありました。社内研修は、家庭事情等に応じて現地参加有無を選択できることが大半です。私は、家族のサポートもあるため、機会があれば出張していますが、社内には子育て中の方も多く、出張可否や勤務時間については規定の範囲内で柔軟に相談できる雰囲気があります。私の拠点は西日本にあり、頻繁に東京にいくわけではありませんが、東京メンバーとのつながりはしっかりとあります。TFC ( Technical Field Community ) という技術エリアおよび業種別の案件対応やナレッジ展開を目的としたコミュニティがあり、チームの垣根を越えて活動しています。また、普段の業務では、拠点を気にすることなく、Slack 上で様々な社員に相談することができます。AWS Summit や AWS Dev Day など、東京で開催するイベントの運営チームに参加して活躍している西日本メンバーもいますね。西日本を拠点として働く良さも体感しながら、AWS 全体の一員であることもしっかり感じて働くことができています。