ポジション名:ソリューションアーキテクト( Migration & Modernization )
社歴:約 3 年( インタビュー当時 )
私たちは、お客様のAWS 活用を加速するためのアセスメントやプログラムによって、お客様を直接的に支援することをミッションとしています。AWS は、これまでもお客様に対してクラウド活用の技術支援をご提供させていただいておりますが、さらに一歩踏み込んで、お客様の課題をアセスメントによって明らかにして、その施策として移行支援プログラムを直接ご提供します。具体的には、AWS のアセスメントツールを使ってお客様の課題や要件を明らかにし、アジャイルを後押しするような支援プログラムによって、クラウド活用の準備を加速します。お客様の課題や要件を起点に、伴走型のプログラムを提供することで、技術的な移行ブロッカーを取り除くことができると信じています。
日本の Migration and Modernization の技術コミュニティのミーティングに参加し、最新情報をキャッチアップしたり、自らのケーススタディを共有したりします。お客様からお問い合わせのあった AWS MGN の挙動について回答して午前中が終わります。午後は、APJ の Migration and Modernization の技術コミュニティに参加し、その後、同僚と社内のカフェテリアでAWS移行方式についてディスカッションした後に、翌日に予定されている移行準備状況のアセスメントの準備をして終業を迎えます。
お客様が AWS を活用される際は、まず、オンプレミスのインフラストラクチャ部分に相当するランディングゾーンを構築します。これには、オンプレミスまたはクラウドにおけるインフラストラクチャアーキテクチャを設計、構築した経験や、システム移行を計画立案および実行した経験が役立っています。また、アプリケーションや開発プロセスのモダナイゼーションという観点では、モノリス、マイクロサービスアーキテクチャ といったアプリケーションアーキテクチャを設計、実装した経験、ウォーターフォール、アジャイルで開発プロジェクトを実行した経験、およびコンテナやサーバーレスといった要素技術の知識が役立っています。
AWS 移行のスペシャリストとして、移行の専門性を活かしながら、多くの AWS メンバーをエンゲージメントし、お客様の技術的な移行ブロッカーを取り除けた際にやりがいを感じます。例えば、とあるお客様で、開発をモダナイゼーションする IT 方針が出ているものの、ナレッジ不足、経験不足により移行スピードが遅い、といった状況があったとします。まずはアセスメントを実施し、結果として移行のトレーニングやプログラムを提供し、技術的な移行ブロッカーを取り除きます。また、このような支援をケーススタディとしてまとめて、国内だけでなくインターナショナルに広く情報発信するのもやりがいの 1 つです。
お客様が AWS に移行したいと考えるモチベーションが何なのかを常に追求し、それらを具体的にアセスメントやプログラム提供という形でご支援したいと考えています。AWS は世界各地にお客様がいらっしゃって、お客様には見えていて私たちには見えていないものがたくさんあると思っています。常に最新のお客様の課題と最先端の技術を捉え続けることで、お客様のAWS 活用を加速させたいと考えています。そのためには、同じ考え方ではなく、さまざまな考え方の人材が働けるチーム文化が必要だと考えています。