ポジション名:クラウドサポートエンジニア(Database)
社歴:1 年未満(インタビュー当時)

新卒で外資系ソフトウェアベンダーに入社し、ウェブサーバーの運用基盤からウェブアプリケーションの開発フレームワークまで、OS より上、アプリケーションの下に位置する、ミドルウェアで経験を積みました。技術サポートを5年ほど経験した後、Webアプリケーションフレームワークおよびランタイムの障害解析・修正を中心とした開発業務に携わっていました。社会人17 年目にしての初めての転職先がAWSです。

お客さまが直面した技術的課題に対しトラブルシューティングを行い、適切な情報や解決方法のご案内をする技術サポートに従事しています。その中でも私の主な担当はAWS 上で様々なリレーショナルデータベースをフルマネージドで運用することが出来るAmazon RDS / Aurora / Redshiftです。AWS には、MySQL やMariaDB、PostgreSQLというオープンソースRDBMS、OracleやSQL Serverという商用RDBMS、そしてクラウドの利点を生かしたクラスターボリュームを持つAuroraなど、RDBMSという言葉だけでは言い尽くせないほどバリエーション豊かなサービス群があり、これだけ幅広い種類のRDBMSに関わることの出来る仕事は他にないのではないかと感じています。AWS DMSというサービスでは、データ移行のサービスも提供しており、それぞれのDBエンジンの間にあるギャップも深く理解する必要があるのが面白いところです。また、単にデータベースを見るというだけでなく、AWSの持つDMS、S3、CloudFormation、SES、Lambdaといった多種多様なサービスとの連携も大変興味深いものです。

今や、アプリケーションの開発基盤は、運用と切り離せない時代となりました。CDNやロードバランサを含むスケーラブルなネットワーク、開発からデプロイメントまでを一通で行う継続的デリバリ、開発と運用の一体化であるDevOps、そして必要に応じて世界中にサービスを届ける為のスケーラブルなインフラストラクチャが前提となる時代です。こういった認識の元、AWSが持つ幅広くスケーラブルなサービスに魅力を感じ、転職を決めました。

今まではRDBMSをどう使うとハッピーになれるか、ということを追求してきましたが、今は、RDBMSをどのようにクラウドで生かせるかを追求しているところです。今後は、これらの方向性を生かしつつ、この巨大な幅と深さを持つAWSの中で、どうクラウドの良さとデータベースの良さの双方を生かしたシステムを運用していくかについて深く追求しつつ、お客さまのご要望に応えられるエンジニアを目指していきたいです。