ポジション名:シニア テクニカルアカウントマネージャー
社歴:約 9 ヶ月(インタビュー当時)

経済学部卒業後、IT への食わず嫌いを克服したく国内大手 SIer へ就職。
5 年間 java アプリケーションの開発を担当。たまたま L2SW の設定をしてみたところ、インフラの面白さに目覚めてインフラチームに異動し、カード会社会員向け WEB サービスの開発・運用や社内向けプロキシサーバやメールサーバの運用とりまとめを担当しました。
前職では社内で新規業務の立ち上げや誰もやっていない技術を取り上げて勉強会を開催などしていました。やりがいは感じていましたが、だんだん PM 的な業務が増えてきて、技術的なことよりも社内調整やお客様調整にほとんどの時間を割いていることに気づき、キャリアについて考えるようになりました。

私はグローバルアカウントを担当しています。グローバルアカウントと日本のアカウントとで同じなのは、様々なお客様が AWS をよりよく利用できるようサポートを行うという点です。
具体的には月次の定例会で月々のコストの傾向の共有やお客さまへの新機能のご紹介、サポートケースの振り返りなどを行い、継続的に運用の改善をサポートしています。
また、定例会以外では、お客さまからの随時の問い合わせへの回答や、サポートエンジニアとお客様の橋渡しなどを行い、よりスムーズに問い合わせが進むようサポートしています。
グローバルアカウント特有の部分としては、アメリカやインドの TAM との情報交換やサポートの進め方のディスカッションを定期的に行っている他、お客様の海外拠点の方からの問い合わせ対応なども行っています。お客様がグローバルでクラウド利用方針などを決めているため、他のリージョンの動きなどもリージョンごとのアカウントチームから情報を収集するようにしています。

お客様対応以外の時間は基本的に情報収集や勉強を行っています。
お客様に最適な情報をお伝えするため、日々の情報収集や自己研鑽は欠かせません。また、英語の上達のために色々な国の人がいる英語勉強コミュニティに参加しています。
私は子供が3人いますが、夕ご飯の後の時間はなるべく子供と関わる時間にあてているため、夕方で一旦きりあげ、あとは夜続きをやるようにしています。
学校では PTA と部活の保護者代表も担当しており、夫と母と分担しながらまわしています。

たまたま出産も重なり、育児休暇中に転職活動をはじめたところ、AWS TAM の募集を知る機会がありました。面接官に小さなお子さんを育てている女性の方がいて素敵に感じました。女性の方でも技術力を活かしてサポートをされていて、自分もそうなりたいと思いました。
また、英語をずっと勉強していたのですが全く使うことがなかったためもったいないと思っていたところ、AWS では思いっきり英語を使えると聞き、チャレンジしてみたくなり、転職しました。
やはりお客さまから感謝の言葉をいただいたときはとてもうれしいですし、お客様が自分がサポートしたことをきっかけに新しいサービスのご利用や運用改善を実現できたとき、チームとして活動してお客様に価値を提供できたときにはやりがいを感じます。お客様と接する中で、お客様へのガイダンスを提供するためには勉強する必要がありますが、AWS の検証アカウントを付与されていてすぐに実際に試すことができるのが、技術スキルの向上に役立っています。また、分からないことやチャレンジがあったときに質問や相談できるチャネルや検索のツールが豊富にあり、自身の技術スキルの向上はもちろんのこと、TAM としてのお客様対応のノウハウを得らるところに魅力を感じています。
技術力の高い同僚に囲まれ、その中で切磋琢磨しながら自分を高めていく毎日はとても刺激的で、前職でプロジェクトの管理などを主に担当してきた自分にとってはチャレンジです。
一方でお客様へ寄り添うことやお客様の本当のお悩みを汲み取り、解決方法を提案する、ということについては前職での経験が活きていると感じます。
TAM として何がお客様のためになるのか自分で考えてすぐ行動に移せるという独立している側面と、営業やソリューションアーキテクト、プロサーブなど様々な他のプロフェッショナルと一緒にチームとしてお客様に価値を提供するという 2 面があるところも魅力です。
また、私はビジネス英語は十分にできるというわけではありませんでしたが、AWS の中にはたくさんのコミュニティがあり、様々な国の人とコミュニティを通じて英語の勉強をしたりということも可能です。