AWS サポート FAQ

全般

AWS サポートは、お客様がインフラストラクチャを AWS クラウドで運用する上での技術的な問題に関するサポートや追加のガイダンスを提供します。お客様は、要件を満たす最適なレベルを選択できます。バンドルや長期契約は不要で成功のためのビルディングブロックを提供するという、AWS のこれまでの方針に変わりはありません。

AWS サポート は、経験豊富な技術サポートエンジニアによる、1対1の迅速なレスポンスを特徴とするサポートサービスです。サービスは、AWS 製品および機能の使用に関してお客様を支援します。月払いの料金と無制限のサポート回数で、お客様は長期契約を結ぶ必要がありません。操作上の問題や技術的な質問があるお客様は、サポートエンジニアのチームに連絡でき、予測可能な応答時間およびパーソナライズされたサポートを受けることができます。

AWS ベーシックサポートは、リソースセンター、Service Health Dashboard、製品上のFAQ、開発者向けフォーラムへのアクセスを、すべての AWS のお客様に追加料金なしで提供しています。これよりも高いレベルのサポートをご希望の場合は、AWS サポートの「デベロッパー」、「ビジネス」、「Enterprise On-Ramp」または「エンタープライズ」レベルにご加入いただけます。

AWS サポート にご加入のお客様は、AWS のエンジニアによる、迅速なレスポンスが特徴の1対1のサポートを受けることができます。サービスは、AWS 製品および機能の使用に関してお客様を支援します。月払いの料金と無制限のサポート回数で、お客様は長期契約を結ぶ必要がありません。操作上の問題や技術的な質問があるお客様は、サポートエンジニアのチームに連絡し、対応にどのくらいかかるか尋ねたり、パーソナライズされたサポートを受けたりできます。

AWS サポート は、AWS の製品やサービスの開発時および実運用時の問題をカバーするのに加えて、他の主要スタックコンポーネントについても対応します。

  • AWS サービスや機能に関する「ハウツゥ」質問
  • クラウドでアプリケーションをうまく統合、デプロイ、そして管理するためのベストプラクティス
  • API と AWS SDK の問題のトラブルシューティング
  • AWS のリソースに関する操作または体系の問題のトラブルシューティング
  • AWS Management Console や他の AWS ツールの問題
  • 多数のサードパーティ製アプリケーション (例: OS、ウェブサーバー、E メール、データベース、ストレージ構成)

AWS サポート には、以下のものは含まれません。

  • コードの開発
  • カスタムソフトウェアのデバッグ
  • システム管理タスクの実行
  • お客様が管理するアカウントやシステムへのアクセス制御

アーキテクチャサポートのレベルは、サポートレベルによって異なります。サービスのレベルが高くなるほど、お客様のユースケースと実際のアプリケーションに応じた綿密なサポートが提供されます。

デベロッパー: ビルディングブロック
すべての AWS 製品、機能、およびサービスの使い方をご案内します。これには、ベストプラクティスと一般的なアーキテクチャの助言に関するガイダンスが含まれています。

ビジネス: ユースケースのガイダンス
お客様のユースケースを最適にサポートするには、どの AWS 製品、機能、およびサービスを使用すればよいかをご案内します。これには、AWS 製品の最適化および特定ニーズを満たすための構成に関するガイダンスが含まれています。

エンタープライズ On-Ramp: アプリケーションアーキテクチャ
特定のユースケースとアプリケーションをサポートする相談パートナーシップです。これには、デザインレビューおよびアーキテクチャガイダンスが含まれています。エンタープライズ On-Ramp のカスタマーサポートチームには、テクニカルアカウントマネージャーが含まれています。

エンタープライズ: アプリケーションアーキテクチャ
特定のユースケースとアプリケーションをサポートする相談パートナーシップです。これには、デザインレビューおよびアーキテクチャガイダンスが含まれています。エンタープライズレベルのカスタマーサポートチームには指定のテクニカルアカウントマネージャー 1 名が含まれており、AWS ソリューションアーキテクトに問い合わせることも可能です。

いいえ。AWS の全サービスがサポートの対象となります。AWS のお客様の多くが、複数のインフラストラクチャウェブサービスを同じアプリケーション内で使用されているため、AWS サポート はそのことを念頭において設計されています。複数のサービスを利用しているユーザーにおいて、サポートする問題の大部分が、複数のサービスの使用の連携に関連していることが判明しています。当社の目的は、お客様のアプリケーションを可能な限りシームレスにサポートすることです。

お客様が必要な数だけオープンしていただけます。ベーシックサポートプランのお客様は、カスタマーサポート、およびサービスの上限緩和ケースの起票のみとなります。

デベロッパープラン、ビジネスプラン、エンタープライズ On-Ramp プラン、およびエンタープライズサポートプランでは、テクニカルサポートケース (AWS Identity and Access Management (IAM) によるサポート) をオープンできるユーザー数に制限はありません。ベーシックサポートプランでは、お客様が技術サポートケースをオープンすることはできません。

最初のご連絡までの応答時間は、それぞれのケースでお客様が選んだ緊急度によって異なります。以下の時間内に応答できるよう、できるだけの対応を行っています。

一般的なガイダンス:

  • デベロッパープラン (営業時間*): 24 時間以内
  • ビジネスプラン (24 時間年中無休): 24 時間以内
  • Enterprise On-Ramp プラン (24 時間年中無休): 24 時間以内
  • エンタープライズプラン (24 時間年中無休): 24 時間以内

システム障害:

  • デベロッパープラン (営業時間*): 12 時間以内
  • ビジネスプラン (24 時間年中無休): 12 時間以内
  • Enterprise On-Ramp プラン (24 時間年中無休): 12 時間以内
  • エンタープライズプラン (24 時間年中無休): 12 時間以内

本番システムの障害:

  • ビジネスプラン (24 時間年中無休): 4 時間以内
  • Enterprise On-Ramp プラン (24 時間年中無休): 4 時間以内
  • エンタープライズプラン (24 時間年中無休): 4 時間以内

本番システムのダウン:

  • ビジネスプラン (24 時間年中無休): 1 時間以内
  • Enterprise On-Ramp プラン (24 時間年中無休): 1 時間以内
  • エンタープライズプラン (24 時間年中無休): 1 時間以内

ビジネスクリティカルなシステムのダウン:

  • Enterprise On-Ramp プラン (24 時間年中無休): 30 分以内
  • エンタープライズプラン (24 時間年中無休): 15 分以内


*「開発者」レベルのお客様は、プロフェッショナルによる日本語サポートを平日の月曜日~金曜日、日本時間の午前 8 時から午後 6 時までご提供いたします。タイムゾーンが複数ある国では、時間が異なる可能性があります。

問題の内容によりますが、アプリケーションやサービス開発者が遭遇する問題は大きく異なるため、問題の解決時間を予測することは容易ではありません。お客様と密接に協力しながら、問題をできる限り早く解決するよう努めます。

有料サポートプランを利用している場合、サポートセンターからウェブサポートケースを開くことができます。ビジネス、Enterprise On-Ramp、またはエンタープライズサポートをご利用の場合、ご希望の電話番号に AWS が連絡するようにリクエストしたり、サポートセンターや Slack の AWS サポートアプリケーション通じてエンジニアとチャットを開始したりできます。

[お問い合わせ] ページから、サポートにお問い合わせいただくこともできます。

ステップバイステップのドキュメントに従っていて問題が発生した場合、スクリーンショットやログなどの詳細をサポートケースを通じてご提供いただきます。重大度の高い問題の場合、ビジネスレベル、エンタープライズ On-Ramp レベル、およびエンタープライズレベルのお客様は、チャットや電話を使ってリアルタイムのサポートを受けることができます。サポートが、メールで詳細なガイダンスをお送りする場合もあります。必要に応じて、サポートは画面共有ツールを使用してリモートでお客様の画面を表示し、問題を特定してトラブルシューティングします。このツールは表示専用のため、画面共有セッションで、サポートがお客様に代わって何かを実行することはできません。ただし、画面共有ツールは、既に文書化されている手順をお客様にご案内するものではないことにご留意ください。お客様が弊社の画面共有ツールを使用できない場合、AWS Support はお客様が選択した画面共有ツールを使用するようにします。セキュリティを考慮して、一部のツールはサポートされない場合があります。 デベロッパーレベルのお客様は、E メールで Cloud Support Engineer にお問い合わせいただけます。ただし、画面共有はそのプランが提供するサポートには含まれていません。

はい。AWS サポートの組織はグローバルです。AWS サポート へのサインアップとご利用は、AWS のお客様であればどなたでも可能です。

AWS サポートは現在、中国語、英語、日本語、韓国語でご利用いただけます。AWS サポートにアクセスするには、サポートされている言語のいずれかを優先問い合わせ言語として使用できます。

AWS エンタープライズサポートプランをご利用の場合は、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語などの言語で対応可能な技術アカウントマネージャーが揃っております。お客様の言語で対応可能かどうかを確認するには、アカウント管理チームにお問い合わせいただくか、または AWS セールスサポートに詳細をお問い合わせください。

AWS サポートセンターでサポートケースを作成するときは、サポートされている言語のリストからご希望の連絡言語を選択してください。これにより、AWS サポートセンターで開かれた新しいケースが、希望する言語で対応できるサポートチームにルーティングされます。

AWS インフラストラクチャサービスをシームレスに活用していただくため、AWS のすべてのお客様に AWS サポートのご利用をお勧めしています。いくつかのレベルがあり、技術面でのニーズと予算に応じて最適なものをお選びいただけます。

アプリケーションで使用されるリソースがお客様の AWS アカウントでプロビジョニングされたものであれば、AWS サポート をご利用いただけます。サポートチームは初めに、お客様と協力して、問題が AWS のリソースにあるか、サードパーティ製アプリケーションにあるかを判断します。問題が AWS のリソースにある場合はお客様と共に解決に当たり、そうでない場合はお客様にお知らせしますので、トラブルシューティングを続けるにはアプリケーション開発者に連絡してください。

AWS サポートは、任意の AWS 製品にサインアップする際に追加できます。あるいは、[AWS サポートプラン] を選択してください。

AWS Supportでは、お客様のニーズとご予算に合わせてさまざまなレベルのサービス (デベロッパー、ビジネス、Enterprise On-Ramp、エンタープライズサポートプランを含む) を提供しています。詳細については、料金表をご覧ください。

Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) リザーブドインスタンス、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) リザーブドインスタンス、Amazon Redshift リザーブドインスタンス、または Amazon ElastiCache リザーブドキャッシュノードの料金を前払いするとともに、有料の AWS サポートプランに登録している場合、リソースに対する 1 回限りの料金 (前払い) は、リソースを購入した月の AWS サポート料金の計算に含まれます。また、リザーブドリソースの時間あたりの利用料金は、毎月の AWS サポート料金の計算に含まれます。

サービスを受けるために登録されるお客様には、ご登録のたびに最低料金として 1 か月分のサポート料金をお支払いいただく義務が発生します。サブスクリプションをキャンセルするには、サブスクリプション開始日から最低 30 日間待つ必要があります。AWS は、サービスの登録と終了を頻繁に行うお客様に対して AWS サポートの提供を拒否する権利を留保します。

チャットは、電話や E メール以外の方法で、テクニカルサポートエンジニアとお話しいただくための手段です。サポートセンターのチャットサポートアイコンを選択すると、ブラウザを通してチャットセッションが開始されます。リアルタイムで、AWS のサポートエンジニアと1対1で会話していただくことができ、情報を迅速に解決するための追加情報やリンクもお知らせすることができます。

チャットによるサポートは、AWS では最近追加されましたが、Amazon.com では以前から行われています。商品を購入するお客様に現在ご利用いただいているのと同じチャット機能を、AWS の技術サポートでも利用できるようにしました。「ビジネス」レベル、「エンタープライズ On-Ramp」レベル、および「エンタープライズ」レベルのお客様は、サポートセンターの中でチャットをご利用いただけます。チャットセッションは、個々のケースから、または AWS ウェブサイトのお問い合わせセクションから開始することもできます。

お客様からのよくある質問に、単一のアベイラビリティーゾーンに影響する重大なイベントに備えて行うべきことがあるかどうか、というものがあります。この質問への答えは、高可用性デプロイに関連する一般的なベストプラクティスに従う必要があるということです (バックアップ戦略の採用、リソースを複数のアベイラビリティーゾーンに分散など)。以下のリンクが役立ちます。

IAM ユーザーによる AWS サポートリソースへのアクセスの許可/拒否を設定する方法の詳細については、「AWS サポートへのアクセス」をご覧ください。

ケース履歴情報は、作成後 24 か月間ご利用いただけます。

はい。アカウントで行われた AWS サポート API コールの履歴を取得するには、AWS マネジメントコンソールで CloudTrail を有効にします。詳細については、「AWS CloudTrail による AWS サポート API コールのログ記録」をご覧ください。

Amazon Enterprise Support は、EKS Anywhere のお客様向けの一般的な質問、または機能要望をカバーしています。EKS Anywhere にバンドルされているサードパーティーコンポーネントの詳細なトラブルシューティングやパススルーサポートを含む追加サポートを受けるには、既存の Amazon Enterprise Support Subscription に加えて、Amazon EKS Anywhere Support Subscription を別途購入する必要があります。AWS エンタープライズサポートの詳細については、こちらをご覧ください。EKS Anywhere サポートのサブスクリプションの詳細については、「EKS Anywhere 料金ページ」にアクセスしてください。

Amazon は添付ファイルを共有する新しいプロセスを採用しています。送信されたすべての添付ファイルには引き続きアクセスできますが、添付ファイル自体ではなく、添付ファイルボックスのリンクをクリックしてダウンロードする必要があります。ダウンロードには 30 日間アクセスでき、その後リンクの有効期限が切れます。 

リンクは 30 日間有効です。30 日が経過したら、元の送信者に連絡して、添付ファイルの再送信をリクエストできます。元の送信者は新しいリンクを
生成する必要があります。

アクセス権は 30 日前までに送信者が取り消すことができます。詳細については、送信者に問い合わせてください。

ファイアウォール、または外部 Web サイトのその他のブロックに関する、ご自身 (または会社) の設定を確認してください。問題を解決できない場合は、元の送信者に連絡してください。

AWS Health

AWS Health は、AWS クラウドリソースに影響するイベントや変更に関する、信頼できるデータソースです。AWS Health は、アクションの管理や実行に役立つサービスイベント、計画された変更、アカウントに関して通知します。AWS Health Dashboard にサインインして、アカウント固有の状態に関する情報を表示したり、Amazon EventBridge を利用して AWS Health イベントの最新情報を受け取ったりできます。AWS プレミアムサポートで利用可能な AWS Health API を使用して、AWS Health にプログラムでアクセスすることもできます。 

[サービスの状態] は、すべての AWS サービスの現在および過去の状態の概要を示します。これには、リージョンの全体的なサービスの可用性に影響する可能性のある、より大規模なイベントが含まれます。このページを表示するには、サインインしたり、AWS アカウントを持っている必要はありません。

アカウントヘルスイベントには、AWS で実行されているワークロードに影響する可能性のある、局地的な運用上の問題や計画されたライフサイクルイベントが含まれます。アカウントヘルスは、認証された AWS ユーザーが利用できます。アカウントヘルスにサインインすると、サービスの状態だけでなく、特定の AWS サービスやリソースに影響するイベントのよりパーソナライズされたビューなど、すべての AWS Health イベントを表示できます。AWS Health Dashboard からアカウントの状態を確認したり、Amazon EventBridge または AWS Health API (AWS ビジネスAWS Enterprise On-RampAWS エンタープライズサポートのお客様が利用可能) を使用してプログラムでイベントにアクセスしたりできます。また、AWS Health は、ServiceNow などの IT サービス管理 (ITSM) ツールとすぐに統合する機能も提供します。

AWS Health は、運用イベントのトラブルシューティングと修正、および計画されたライフサイクルイベントなどの予定された変更に備えるためのアクションの実行に役立つ実用的なガイダンスを提供します。

AWS Health では、ニーズに最適なチャネルを使用してヘルスイベントを柔軟に表示できます。AWS Health Dashboard を利用して AWS Health の情報を表示できます。設定は不要で、認証されたすべての AWS ユーザーが利用できます。Amazon EventBridge を使用して AWS Health イベントの最新情報を受け取ったり、AWS Health API を使用してプログラムで AWS Health にアクセスしたりできるほか (AWS ビジネスAWS Enterprise On-RampAWS エンタープライズサポートのお客様が利用可能)、ServiceNow などの IT サービス管理 (ITSM) ツールとすぐに統合したりすることもできます。

上記の通知チャネル (AWS Health Dashboard、Amazon EventBridge、AWS Health API) に加えて、E メール、チャット、AWS User Notifications を使用した AWS コンソールモバイルアプリケーションへのプッシュ通知などの追加チャネルを通じて通知を設定できます。ユーザー通知は、作成したルールに基づいて、イベントがルールで指定された値と一致したときに通知を作成して送信します。

ユーザー通知を使用した AWS Health イベント通知では、AWS Health Dashboard、Amazon EventBridge、AWS Health API など、前述のチャネルほど詳細が提供されないことに注意してください。ユーザー通知は、問題や変更を利害関係者に通知するための簡単で効果的な方法を提供します。ヘルスイベントのすべてのコンテンツを別の宛先に送信するには、Amazon EventBridge を使用して組織全体の AWS Health イベントの管理を自動化できます。作成したルールに基づいて、イベントがルールで指定された値と一致すると、EventBridge は 1 つ以上のターゲットアクションを呼び出します。

Amazon EventBridge を利用して EventBridge でルールを作成することで、組織全体の AWS Health イベントの管理を自動化できます。作成したルールに基づいて、イベントがルールで指定された値と一致すると、EventBridge は 1 つ以上のターゲットアクションを呼び出します。イベントの種類に応じて、イベント情報の取得、追加イベントの開始、通知の送信、是正措置の実行、またはその他のアクションを実行できます。

はい。AWS Lambda でカスタムアクションを定義し、Amazon Eventbridge を使用してイベントに応答してこれらの Lambda アクションを開始できます。

はい。AWS Health には、Amazon EventBridge と AWS Health API を使用してプログラムでアクセスできます。 AWS Health API は、AWS ビジネスAWS Enterprise On-RampAWS エンタープライズサポートをご利用のお客様にご利用いただけます。

はい。AWS Health は、AWS クラウドリソースにかかわるイベントや変更に関する、信頼できるデータソースです。Amazon CloudWatch は、アプリケーションを監視し、パフォーマンスの変化に対応し、リソースの使用を最適化し、運用状況に関する洞察を提供するサービスです。  アカウント内の任意の Amazon CloudWatch メトリクスをモニタリングするアラームを作成し、アラームがアクティブになったときに AWS Health イベントを CloudWatch メトリックスと重ね合わせて、より詳細な情報を引き出すことができます。 

AWS Trusted Advisor

AWS Trusted Advisor は、コストの最適化、パフォーマンスの改善、セキュリティと回復力の改善、クラウドでの大規模な運用に役立ちます。Trusted Advisor は、コストの最適化、パフォーマンス、回復力、セキュリティ、運用上の優秀性、サービスの制限のカテゴリでベストプラクティスチェックを実施し、お客様の AWS 環境を継続的に評価し、ベストプラクティスからの逸脱を是正するためのアクションを推奨します。

Trusted Advisor は、AWS マネジメントコンソールからご利用いただけます。 Trusted Advisor コンソールには、https://console.aws.amazon.com/trustedadvisor から直接アクセスが可能です。

Trusted Advisor には、コスト最適化、セキュリティ、回復力、パフォーマンス、運用上の優秀性、サービスの制限といったカテゴリにわたるチェック項目が含まれています。チェックと説明の詳細なリストについては、「AWS Trusted Advisor チェック」をご覧ください。

Trusted Advisor 通知機能を使用すると、AWS リソースのデプロイの最新情報を常に得ることができます。このサービスにオプトインすると、毎週メールにより通知されます。メール通知のチェックステータスの概要を最新の状態にしておくにはチェックのリフレッシュが必要です。AWS ビジネスサポートAWS Enterprise On-Ramp、および AWS エンタープライズサポートを利用しているアカウントを対象にチェックの自動更新が毎週実施されます。AWS デベロッパーサポートと AWS ベーシックサポートを利用しているアカウントは、AWS マネジメントコンソールにログインしてチェックの更新をトリガーする必要があります。

  • 通知の内容はどのようなものですか? 通知の E メールにはチェックステータスと改善の見積もりの概要が記載され、特に変更されたチェックステータスは強調表示されます。
  • 通知にサインアップするにはどうすればよいですか? これはオプトインサービスのため、必ずダッシュボードで通知をセットアップしてください。通知を送信する連絡先は、Trusted Advisor コンソールの [設定] ペインで選択できます。
  • どのユーザーをこの通知の受取人に設定できますか? 週次のステータスアップデートおよび改善見積もりの受取人は、3 人まで指定できます。
  • 通知にはどの言語が使用されていますか? 通知は英語と日本語で使用可能です。
  • 通知の頻度およびタイミングはどうなっていますか? 通常木曜日と金曜日に週次の通知 E メールが送信されます。通知 E メールには過去 1 週間 (7 日間) のリソース構成が反映されます。
  • E メールの受信を停止したい場合は、通知の受信登録を解除できますか? はい。ダッシュボードですべてのチェックボックスをクリアしてから [Save Preferences (設定の保存)] を選択すると設定を変更できます。
  • このサービスのコストはいくらですか? 無料です。 今すぐ使用を開始しましょう。

Trusted Advisor は、リソースの状態に対する最新の変更をコンソールダッシュボードで追跡します。過去 30 日間に発生した最新の変更は一番上に表示されます。1 ページあたり 7 件の更新が追跡されます。[Recent Changes] 領域の右上に表示される前向きまたは後ろ向き矢印をクリックすると、複数ページにわたる最新の変更内容をすべて表示できます。

特定リソースのステータスについて通知を受信したくない場合は、そのリソースのレポートを解除(非表示に)することができます。これを行うのは、通常、チェックの結果を検査し、Trusted Advisor で行った設定または AWS リソースを変更しないことに決めた場合です。

項目を除外するには、リソース項目の左側にあるボックスをオンにし、[Exclude and Refresh (除外してリフレッシュ)] を選択します。除外した項目は別のビューに表示されます。除外した項目一覧から項目を選択し、[Include and Refresh (含めてリフレッシュ)] を選択して、いつでも項目を復元する (含める) ことができます。

この「除外してリフレッシュ」の機能は、チェック項目に対してではなく、リソースレベルでのみ利用可能です。個々のリソースアラートを除外する前に、そのリソースアラートを調べ、除外しても特定のエリアを見過ごすことなくデプロイの全体ステータスが表示されるかどうかを確認することをお勧めします。例については、AWS ブログの「AWS Trusted Advisor For Everyone」をご覧ください。

Trusted Advisor レポートの大半の項目に、AWS マネジメントコンソールへのハイパーリンクが含まれるようになりました。ここで Trusted Advisor 推奨のアクションを実行することができます。Action Link は、Action Link をサポートしているすべてのサービスに含まれています。

例えば、Amazon EBS スナップショットチェックでは、スナップショットが存在しないか作成から 7 日以上経過している Amazon EBS ボリュームの一覧が表示されます。レポートの各行のボリューム ID は、Amazon EC2 コンソールで、そのボリュームへのハイパーリンクになっており、何度かクリックするだけで、スナップショットを作成できます。

Trusted Advisor コンソールでは、trustedadvisor 名前空間を使用する IAM ポリシーでアクセスが制御されます。アクセスオプションには、個々のチェックまたはチェックカテゴリの表示と更新が含まれます。詳細については、「AWS Trusted Advisor のアクセス管理」をご覧ください。

AWS ビジネスサポート、AWS Enterprise On-Ramp サポート、AWS エンタープライズサポートのお客様が利用できる Trusted Advisor API を使用して、Trusted Advisor のベストプラクティスチェック、レコメンデーション、優先順位付けされたレコメンデーションにプログラムでアクセスできます。Trusted Advisor API の詳細については、ユーザーガイドをご覧ください。

最小更新間隔は、チェックの結果により異なります。個々のチェックをリフレッシュすることも、または、[summary] ダッシュボードの右上隅にある [Refresh All] を選択してすべてのチェックを一括でリフレッシュすることもできます。Trusted Advisor ダッシュボードにアクセスすると、直近の 24 時間以内に更新されなかったチェックは、自動的に更新されます。これには、数分かかる場合があります。チェックタイトルの右側に最新の更新日時が表示されます。また、ビジネス、Enterprise On-Ramp、またはエンタープライズサポートのお客様の場合、Trusted Advisor データは毎週自動で更新されます。

AWS CloudTrail は API とコンソールから Trusted Advisor のアクティビティのログを記録します。例えば、Trusted Advisor コンソールで API を使用してプログラム的にチェックをリフレッシュするか、または手動でチェックをリフレッシュすることができます。CloudTrail はこのアクティビティを記録するため、ログでイベントの詳細を表示できます。Trusted Advisor により実施された自動リフレッシュも CloudTrail ログに表示されます。 

Trusted Advisor API の CloudTrail によるログ記録の詳細については、「AWS CloudTrail による AWS サポート API コールのログ記録」をご覧ください。 Trusted Advisor コンソールについての CloudTrail のログ記録の詳細については、「Logging AWS Trusted Advisor console actions with AWS CloudTrail」をご覧ください。

AWS ベーシックサポートと AWS デベロッパーサポートのお客様は、6 つのセキュリティチェック (S3 バケットの許可、セキュリティグループ - 制限のない特定のポート、IAM の使用、ルートアカウントの MFA、EBS パブリックスナップショット、RDS パブリックスナップショット) とサービス制限チェックにアクセスできます。AWS ビジネスサポート、AWS Enterprise On-Ramp サポート、および AWS エンタープライズサポートのお客様は、Trusted Advisor の一連のすべてのチェックにアクセスできます。チェックと説明の詳細なリストについては、「Trusted Advisor のチェック」をご覧ください。

アカウントが vCPU ベースのオンデマンドインスタンス制限をオプトインしている場合は、メトリクスアラームとイベントルールを調整し、vCPU ベースのインスタンス制限を考慮する必要があります。vCPU ベースのオンデマンドインスタンスを使用しているかどうかを確認するには、Amazon EC2 コンソールの [制限] ページにアクセスしてください。 

Trusted Advisor がチェックする制限については、「AWS Trusted Advisor ベストプラクティス」に記載されています。 制限の詳細については、「AWS Service Quotas」をご覧ください。

AWS Directory Service は、AWS マネージドドメインコントローラーのインバウンドとアウトバウンドのトラフィック用ネットワークルールを含む AWS のセキュリティグループを自動的に VPC に作成するマネージドサービスです。デフォルトのインバウンドルールでは Active Directory が要求するあらゆるソース (0.0.0.0/0) からポートへのトラフィックを許可します。これらのルールがセキュリティの脆弱性を引き起こすことはありません。ドメインコントローラーに向かうトラフィックがユーザーの VPC、ピアリングされた VPC からのトラフィック、または AWS Direct Connect、AWS Transit Gateway、Virtual Private Network を使用して接続されたネットワークからのトラフィックに制限されているためです。さらに、セキュリティグループがアタッチされた ENI は、インバウンドトラフィックをローカル VPC と VPC 経由のトラフィックに制限しており、Elastic IP がアタッチされず、またアタッチすることもできません。AWS Directory Services が作成したセキュリティグループはそのセキュリティグループ名 (常に「directory-id_controllers」の形式 (例: d-1234567890_controllers) またはセキュリティグループの説明 (常に「AWS created security group for directory-id directory controllers」の形式) で識別できます。

リザーブドインスタンスのレコメンデーションは、Cost Explorer によって提供されます。これは、過去 30 日間のオンデマンド使用量に基づいてレコメンデーションを計算します。

いいえ、予約の推奨値は、一般の料金に基づいています。

これらの推奨値はこれまでのオンデマンドの使用に基づいているため、新しく購入した予約は、対応する使用が請求データに表れるまで表示されません。過去 30 日間に予約を購入した場合、推奨値は正確ではない可能性があります。

予約の推奨値は、過去 30 日間のオンデマンドの使用に基づいて計算します。これらの推奨値は、この期間中に最も低額の請求書となる可能性のある予約購入額を見極めて、計算します。これらの推奨値は、特定の使用率やカバレッジのしきい値ではなく、可能な限り低額となる請求書を対象としています。

このチェックでは、一部前払いオプションを選択したスタンダードリザーブドインスタンスに基づいて、提案値を算出しています。コンバーティブルリザーブドインスタンスや他の支払いオプションなど、その他のバリエーションについては、Cost Explorer の予約に関する推奨事項をご使用ください。

お客様には、AWS の 1 年間のリザーブドインスタンスまたは 3 年間のリザーブドインスタンスのどちらを購入するかをご選択いただけるようにしてあります。このチェックでは、購入するリザーブドインスタンスの期間が 1 年間または 3 年間の一方のみであるものと想定しています。このため、1 年間のリザーブドインスタンスまたは 3 年間のリザーブドインスタンスの追加購入の提案値は両方の期間に加算されないため、提案値は独立して呼び出されます。

例えば、1 年間のリザーブドインスタンスを 3 件または 3 年間のリザーブドインスタンスを 4 件追加購入するという提案値は、合計 7 件を追加購入することではなく、前者を 3 件または後者を 4 件購入することを勧めるものです。

はい、対応する予約が可能なすべてのインスタンスタイプが含まれます。

いいえ、スポットでの使用は予約の対象とはならず、これらの推奨から除外されています。

リザーブドインスタンス購入の推奨は、Marketplaceから購入したものを含め、利用可能なすべてのリザーブドインスタンスが対象としていない請求使用量に基づいて行われます。コスト削減は、一般の料金に基づいて計算され、RI Marketplace で利用可能なリザーブドインスタンスの可用性は考慮されません。

いいえ、これらの推奨は、一般の料金とオンデマンドの使用に基づく購入の推奨のみです。RI Marketplace での予想される既存の RI の販売、または十分に活用されていない既存の予約の変換は考慮されません。

部分的な前払い RI の使用を最適化することでコストを削減できる場合、このチェックに黄色のフラグが付きます。

カスタマイズされたより詳細なレコメンデーションについては、Cost Explorer のページをご覧ください。

さらに、購入したリザーブドインスタンスと使用可能なオプションを理解するには、「Amazon Elastic Compute Cloud の Linux インスタンス用ユーザーガイド」をご覧ください。

RI に関する情報、RI によってコスト削減を実現する方法については、Amazon EC2 リザーブドインスタンスページでご確認いただけます。

  1. リージョン – 推奨される予約の AWS リージョン。
  2. インスタンスタイプ – AWS が推奨するインスタンスのタイプ。
  3. プラットフォーム – 推奨される予約のプラットフォーム。プラットフォームは、オペレーティングシステム、ライセンスモデル、およびインスタンス上のソフトウェアを固有に組み合わせたものです。
  4. RI の購入推奨数 – AWS が購入を推奨する RI の数。
  5. 予想平均 RI 使用率 – RI の予想平均使用率。
  6. 推奨による推定節約額(月額)– この特定の推奨により 1 か月で節約できると AWS が推定した額。
  7. RI の前払いコスト – このインスタンスを購入することで前払いにかかる費用。
  8. RI の推定コスト(月額) – 購入後の RI の月額ベースでの費用。
  9. 推奨 RI 購入後の推定オンデマンドコスト(月額) – 推奨された RI を購入した後、オンデマンドインスタンスに毎月費やすと予想される AWS の料金。
  10. 推定損益分岐点(月) – このインスタンスでコストの削減が開始するのにかかる月数での推定時間。
  11. ルックバック期間(日) – この推奨を行う際に AWS が考慮する過去の使用日数。
  12. 期間(年) – 推奨する予約期間(年)。

この場合、Cost Explorer をサブスクライブしていないか、または支払アカウントではなくリンクされたアカウントにログインしています。支払アカウントおよびリンクされたアカウントの詳細については、一括請求 (コンソリデーティッドビリング) にアクセスしてください。

レコメンデーションの結果は、Trusted Advisor よりも更新頻度が低い Cost Explorer に依拠しています。6 時間ごとに更新すると、利用可能な最新のデータを確認できます。

AWS Trusted Advisor Priority

AWS Trusted Advisor Priority は、クラウドデプロイの最適化、回復力の向上、セキュリティギャップへの対処のために、お客様が極めて重要なレコメンデーションに注力するのに役立ちます。AWS エンタープライズサポートのお客様が利用できる Trusted Advisor Priority は、AWS サービスの機械的に生成されるチェックだけでなく、AWS アカウントチームからの優先順位付けされたコンテキストに基づくレコメンデーションを提供します。

Trusted Advisor Priority は、エンタープライズサポートプランの管理または委任管理者アカウントから利用できます。エンタープライズサポートプランをお持ちで、組織の管理アカウント所有者である場合は、AWS アカウントチームに連絡してアクセスをリクエストしてください。Trusted Advisor Priority のレコメンデーションは、お客様の組織内のメンバーアカウントに集約されます。

Trusted Advisor Priority のレコメンデーションは、2 つのソースのうちの 1 つから得ることができます。

  • AWS Trusted Advisor、AWS Security Hub、AWS Well-Architected などの AWS サービスは、自動的にレコメンデーションを作成します。テクニカルアカウントマネージャー (TAM) は、これらのレコメンデーションを送信し、AWS Trusted Advisor Priority コンソールに表示されるようにします。
  • TAM は、お客様のアカウントで特定したリスクに対して、特定のレコメンデーションを作成することができます。

運用サポート

エンタープライズ On-Ramp のお客様は全員、クラウドオペレーションの評価を 1 年に 1 回受けることができます。エンタープライズサポートのお客様は全員、クラウド運用の評価を 1 回受けることができます。お客様のニーズに応じて、さらに評価を受けられる場合があります。

エンタープライズ On-Ramp のお客様がクラウドオペレーションの評価を開始するには、テクニカルアカウントマネージャーのプールにご連絡ください。エンタープライズサポートのお客様がクラウド運用の評価を開始するには、テクニカルアカウントマネージャーに連絡してください。

サードパーティソフトウェア

AWS Support の Business レベル、Enterprise On-Ramp レベル、および Enterprise レベルには、一般的なオペレーティングシステムと、一般的なアプリケーションスタックコンポーネントに対するベータサポートが含まれています。AWS サポートのエンジニアは、次のサードパーティ製プラットフォームおよびアプリケーションのセットアップ、構成、トラブルシューティングをお手伝いいたします。

EC2 インスタンスのオペレーティングシステム:

  • Ubuntu Linux および Debian
  • Red Hat Enterprise Linux、Fedora、Fedora CoreOS
  • SUSE Linux(SLES および openSUSE)
  • CentOS Linux
  • Microsoft Windows Server 2012
  • Microsoft Windows Server 2012 R2
  • Microsoft Windows Server 2016
  • Microsoft Windows Server 2019

インフラストラクチャコンポーネント:

  • Sendmail および Postfix MTA
  • OpenVPN および RRAS
  • SSH、SFTP、および FTP
  • LVM および Software RAID

ウェブサーバー:

  • Apache
  • IIS
  • Nginx

データベース:

  • MySQL
  • Microsoft SQL Server
  • PostgreSQL
  • Oracle

AWS が問題を解決することができない場合、適切なベンダーとの協力や、お客様へのベンダーサポートの紹介などを通して、問題解決をお手伝いします。なお、サポートを受けるためには、そのベンダーとサポート関係を持っている必要がある場合があります。

AWS サポートでは、サポート対象一覧にあるサードパーティ製ソフトウェアのインストール、設定、トラブルシューティングをお手伝いします。パフォーマンスチューニング、カスタムのコードまたはスクリプトのトラブルシューティング、セキュリティ関連の質問等については、サードパーティソフトウェアのプロバイダーに直接お問い合わせいただくことがあります。AWS サポートでは、サポート対象のサードパーティ製ソフトウェアのインストール、構成、基本的なトラブルシューティング以外の内容についても最大限のお手伝いをいたしますが、これはベストエフォート型のサービスとなります。

AWS アカウントの削除

アカウントを閉鎖する前に、保持する必要があるアプリケーションとデータを必ずバックアップしてください。AWS では、アカウントが閉じられた後にデータを取得することはできません。バックアップが完了した後、[アカウント設定] のページにアクセスして、[アカウントを閉鎖] を選択します。これで、AWS アカウントが閉じられ、すべての AWS のサービスから登録解除されます。アカウントが閉じられると、AWS サービスへのアクセスや新しいリソースの起動はできなくなります。

同じ会社名で使用している AWS アカウントのうち、閉鎖したいと考えているアカウントを複数管理している場合は、お客様のアカウント担当者にお問い合わせいただくか、またはアカウントと請求に関するサポートケースを開いて、サポートをご依頼ください。AWS アカウントの終了と関連して、さらに質問または要件がある場合、顧客担当者または AWS カスタマーサービスが支援いたします。

アカウントの閉鎖を試みた際にエラーメッセージが表示された場合は、お客様のアカウントの担当者にお問い合わせいただくか、またはアカウントと請求に関するサポートケースを開いて、サポートをご依頼ください。

アカウントを削除すると、使用料と請求書の発生は停止します。アカウントを閉じるまでに発生した使用量に対しては請求され、最後の使用料は翌月初日に請求されます。

クロスアカウントサポート

クロスアカウントサポートとは、お客様が 1 つのアカウント(たとえば、アカウント 12345678910)からプレミアムサポートケースを開き、別のアカウント(たとえば、アカウント 98765432109 のインスタンス)が所有するリソースの支援をリクエストする場合のことです。

サポートエンジニアには、(1 つのアカウントのユーザーまたはロールの下で行動している)誰かが、別のアカウントにあるリソースへのアクセス許可を付与されたかを判断する方法がありません。セキュリティとプライバシーの懸念があるため、具体的な詳細については、該当するリソースのアカウント所有者とだけお話しさせていただきます。

リソース所有アカウントからサポートケースを開いてください。2 番目のアカウントからリソースにアクセスする必要がある場合は、2 番目のアカウントからも新しいサポートケースを開いてください。次に、サポートエンジニアに 2 つのケースをリンクし、2 つのケース ID を参照するよう依頼します。

いいえ。Organization 内でアカウントを分離すれば、個人間でリソースとアクセス許可を分離できます。特定のアカウントに制限されていない場合は、以前のよくある質問をご覧ください。

AWS コンシェルジュに関するよくある質問

AWS Identity and Access Management (IAM) を使用して、お客様のユーザーの AWS のサービスおよびリソースへのアクセスを安全に制御することをお勧めします。IAM を使用すると、AWS のユーザーとグループを作成および管理し、アクセス権を使用して AWS リソースへのアクセスを許可および拒否できます。IAM は、ユーザーやグループに一意のセキュリティ認証情報を付与し、アクセスできる AWS サービス API およびリソースを指定することで、セキュリティのベストプラクティスを実現します。

IAM へのアクセス権は、ユーザーが会社またはプロジェクトを去ると取り消すことができます。これにより、ルート認証情報が公開されたり漏洩したりするのを防ぐことができます。セキュリティとチームが正しく機能するためには、IAM ユーザーが AWS アカウントを最大限に活用することが重要です。IAM と請求書情報へのアクセス制御の詳細については、AWS Identity and Access Management (IAM) と請求情報へのアクセスのコントロールをご参照ください。

一括請求 (コンソリデーティッドビリング) は、組織内の複数の AWS アカウントの 1 つを支払アカウントに指定して、そのアカウントに一括請求できる機能のことです。

一括請求を使用すると、すべてのアカウントで発生した AWS 料金をまとめて確認できるとともに、支払アカウントに関連付けられている個別の AWS アカウントの詳細な料金レポートを取得できます。一括請求は追加料金なしでご利用いただけます。一括グループに属するすべてのアカウントを 1 つのアカウントとみなすことができるため、ボリュームディスカウントのメリットを簡単に享受できるようになります。

「AWS Billing and Cost Management ユーザーガイド」の「一括請求 (コンソリデーティッドビリング) で複数のアカウントの料金を支払う」をご覧ください。

AWS では、毎月の請求書を調べ、アカウント、リソース ID、またはお客様が定義したタグごとにコストを割り当てるさまざまな方法を用意しています。

請求書データのスナップショットを取得するには、請求とコスト管理コンソール毎月のコスト配分レポート、および毎月の請求レポートを使用します。

詳細な表示については、次のリソースもご利用いただけます。

  • コストと使用状況レポート。このレポートでは、すべての AWS の 1 時間単位使用量の詳細を取得し、必要に応じて特定のリソースのタグを確認できます。タグは、ほとんどの AWS リソースで自由にカスタマイズでき、必要に応じて追加または削除できます。詳細については、「詳細な請求レポートで使用量を理解する」をご覧ください。
  • Cost Explorer。AWS 請求コンソールのCost Explorerは、コストと使用状況レポートのデータに基づいており、対話型グラフィカルユーザーインターフェイスを使用して経費を表示および分析できます。詳細については、「使用量データによる Cost Explorer の管理」をご覧ください。

AWS では、請求目的のため、一括請求ファミリー内のすべてのアカウントを 1 つのアカウントとして扱います。混合レートは、アカウントファミリー全体の変動する使用量の平均価格として請求書に表示されます。これにより、AWS の製品とサービスの利用可能な最低価格を支払うように設計された次の 2 つの機能を活用できます。

  • 料金階層: 料金階層では、使用量が多いほど、サービスの単価が低くなります
  • キャパシティ予約: 一定期間分について、事前にご購入いただいた一部のサービスには、割引レートが適用されます。 

正確なアカウント使用量と非混合レートは、詳細な請求レポートでいつでもご確認いただけます。

詳細については、「AWS Billing and Cost Management ユーザーガイド」の「混合レートについて」をご覧ください。

請求とコスト管理コンソールとコストと使用状況レポートでは、それぞれ混合レートと非混合レートに基づいて異なる情報が表示されます。詳細については、「混合レートについて」をご覧になるか、または AWS サポートセンターを通じて当社までお問い合わせください。

詳細な請求レポートには、一括請求 (コンソリデーティッドビリング) でリザーブドインスタンスから恩恵を享受しているリンクされているアカウントが表示されます。リザーブドインスタンスのコストを非混合にすれば、割引の配分状況を確認できます。 リザーブドインスタンスの使用状況レポートには、一括請求 (コンソリデーティッドビリング) 全体のコスト削減額の合計 (リザーブドインスタンスの前払いコストを含む) も表示されます。

AWS 請求とコスト管理コンソールは、AWS 課金の支払い、コストのモニタリング、AWS 支払いの可視化を行うサービスです。このツールを使用して、さまざまな方法でアカウントを管理できます。

詳細については、「AWS Billing and Cost Management とは何ですか?」をご覧ください。

Cost Explorer を使用して、時間経過に伴う AWS リソースの使用量のパターンを視覚化できます。さらに調べる必要がある分野を迅速に識別し、動向を確認し、使用量を把握して、将来のコストを予測できます。

詳細については、「使用量データによる Cost Explorer の管理」をご覧ください。

インスタンスの使用状況レポートを使用して、インスタンスの使用状況とコストの傾向を確認できます。使用状況データは、インスタンス使用時間またはコストで表示できます。時間単位、日次、および月次の使用状況データの集計を表示するように選択できます。レポートのフィルタリングまたはグループ化は、リージョン、アベイラビリティーゾーン、インスタンスタイプ、AWS アカウント、プラットフォーム、テナンシー、購入オプション、またはタグごとに行えます。レポートを設定したら、後で簡単に戻れるように、レポートをブックマークできます。

詳細については、「インスタンスの使用状況レポート」をご覧ください。

リザーブドインスタンスの使用状況レポートには、所有する Amazon EC2 リザーブドインスタンスの各グループ(または、バケット)の一定期間における使用量が示されます。各バケットには、リージョン、アベイラビリティーゾーン、インスタンスタイプ、テナンシー、提供タイプ、およびプラットフォームの一意の組み合わせが存在します。レポートの対象とする時間範囲を、1 日間(昨日、今日)から数週間、1 か月から数か月間、1 年間、または 3 年間から指定できます。

詳細については、「リザーブドインスタンスの使用状況レポート」をご覧ください。

リザーブドインスタンスの使用状況を確認するために次の 3 つのツールが用意されています。

  • 詳細な請求レポート。このレポートには、特定のアカウントまたは一括請求のすべての料金の時間単位の明細が表示されます。レポートの最下部付近に、集計の形式 (xxx 時間購入、xxx 時間使用済み) でリザーブドインスタンスの使用状況を示した明細項目が記載されています。このレポートのためにアカウントを設定するには、「使用状況レポートを設定する」をご覧ください。
  • リザーブドインスタンスの使用状況レポート。このレポートは、請求およびコスト管理コンソールからアクセス可能で、使用状況の概要が表示されます。詳細については、「リザーブドインスタンスの使用状況レポート」をご覧ください。
  • 請求およびコスト管理コンソール。このコンソールの [Bills] ペインに、リザーブドインスタンスの使用状況の概要が表示されます。このビューには、リザーブドインスタンス使用状況の最も詳細な概要が表示されます。

コストと使用状況レポートには、特定のアカウントまたは一括請求のすべての料金の時間単位の詳細が表示されます。レポートの最下部付近の明細項目には、リザーブドインスタンスの使用状況が集計形式(xxx 時間を購入、xxx 時間使用済み)で表示されます。このレポートのためにアカウントを設定するには、「使用状況レポートを設定する」をご覧ください。

自分のリザーブドインスタンスが使用されているかどうかを知るにはどうすればよいですか?」に挙げられている 3 つのツールに加えて、AWS Trusted Advisor は、コスト最適化、セキュリティ、耐障害性、およびパフォーマンスの 4 つのカテゴリのベストプラクティス (またはチェック) を提供します。コスト最適化セクションには、Amazon EC2 リザーブドインスタンス最適化のチェックが含まれています。Trusted Advisor チェックの詳細については、「リザーブドインスタンスの最適化チェックに関する質問」をご覧ください。

税金は通常、連結アカウントレベルで計算されます。各アカウントは、それぞれの税額控除を追加する必要があります。米国の消費税と付加価値税の詳細については、以下を参照してください。

上限の引き上げリクエストを AWS サポートセンターに送信してください。[Create case] を選択して、[Service Limit Increase] を選択してから、[Limit Type] リストから項目を選択します。

上限の引き上げリクエストにはすべて、迅速に対応することを目指しております。お急ぎの場合は、申請書に詳細をご記入の上、24 時間対応の電話窓口を選択してください。サポートケース ID をお伝えいただければ、すぐに担当チームが対応いたします。

料金体系と請求の方法は再販業者によって異なるため、AWS では、再販業者のエンドカスタマーに対する請求をサポートしておりません。再販業者が請求に混合レートを使用することはお勧めしません。混合レートの数字は平均値であり、実際の請求料金を反映していないからです。明細請求レポートには、一括請求の各アカウントについて非混合コストが表示されるため、エンドカスタマーに請求する際には便利です。

リージョンの料金

リージョンの料金とは、特定の国を対象とした改訂版の料金設定です。AWS は、リージョンの料金の対象となる国を定義する権利を有します。以下は、現在リージョンの料金の対象となっている国のリストです。インド、中国本土、一部の LATAM 諸国 [グアドループ、米領ヴァージン諸島、コロンビア、ホンジュラス、ドミニカ共和国、アンギラ、アルバ、ガイアナ、ペルー、バルバドス、プエルトリコ、トリニダードトバゴ、ベリーズ、マルティニーク、ドミニカ、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、バミューダ、ケイマン諸島、ジャマイカ、タークスカイコス諸島、コスタリカ、キュラソー、チリ、セントクリストファーネイビス、英領ヴァージン諸島、エクアドル、ニカラグア、ウルグアイ、ベネズエラ (ボリバル共和国)、グレナダ、モントセラト、ボリビア、バハマ、オランダ領アンティル、パラグアイ、パナマ、メキシコ、ハイチ、米領サモア、グアテマラ、エルサルバドル、アンティグアバーブーダ、ブラジル、スリナム、セントルシア、アルゼンチン、仏領ギアナ、ボネール]。 

アカウントの場所は、こちらに記載されているお客様の税の設定によって決定されます。

リージョンの料金の請求は、こちらに記載されている ES の請求方法と同様の方法で計算されます。

お客様が Enterprise Support に加入しているすべてのアカウントが、対象国のいずれかの組み合わせに所在している場合、リージョンの料金の対象となります。お客様が複数の国にアカウントをお持ちであっても、すべての国が指定された国のリストに含まれている限り、リージョンの料金の対象となります。リージョンの料金の対象となるかどうかの判断基準は、主に以下の 4 つです。

  1. お客様が Enterprise Support の一般の料金を利用していること。
  2. 対象となるアカウントが同一の請求プロファイルにあること。
  3. 対象となるすべてのアカウントが、暦月内に指定されたリージョンの国に 25 日以上存在していること。
  4. 対象となるすべてのお客様のアカウントは、その月の最終日に指定されたリージョンの国に存在している必要があります。

リージョンの料金の適用を受けるために、お客様が何かアクションを起こす必要はありません。AWS Premium Support の請求は、お客様のアカウントの場所を評価して適格性を判断し、自動的にリージョンレベルの料金を適用します。

リージョンの料金の適用資格は毎月評価されます。以前にリージョンの料金を適用していたお客様が、アカウントを対象国以外の国に移動した場合、そのお客様に対してその月のリージョンの料金は適用されません。ただし、お客様がアカウントを対象国に戻した場合は、上記の評価基準を満たしていれば、翌月に該当リージョンの料金の適用を受けることができます。 

お客様が過去にリージョンの料金の適用を受けたにもかかわらず、過去 12 か月間に 3 回以上適用基準に違反していたことが判明した場合、12 か月間はリージョンの料金のメリットを享受できません。

Microsoft 製品のサポート終了 (EOS)

Microsoft のライフサイクルポリシーでは、ビジネス向け製品とデベロッパー向け製品(SQL Server や Windows Server など)に 10 年間のサポート(5 年間のメインストリームサポートと 5 年間の延長サポート)を提供しています。ポリシーに基づいて、延長サポート期間の終了後はパッチやセキュリティ更新は提供されません。

既存のインスタンスへの直接的な影響はありません。お客様はインスタンスの開始、実行、停止を引き続き行うことができます。

お客様が延長のセキュリティ更新プログラムを購入しない限り、EOS 対象の製品向けのパッチが Microsoft から提供されることはありません。

はい。

はい、引き続き、VM Import/Export (VMIE)、Server Migration Service (SMS)、CloudEndure を使用して、AWS にイメージをインポートすることができます。

お客様のアカウントに登録された既存の AMI に直接的な影響はありません。

AWS では、AWS マネジメントコンソール、クイックスタート、AWS Marketplace において、EOS 対象のソフトウェアを含むマネージド AWS Windows AMI の公開や配信を行いません。

EOS の影響を受けるマネージド AWS Windows AMI に依存関係を持つお客様は、AWS アカウントでカスタム AMI を作成して新しいインスタンスの作成を可能にするといったオプションを検討する必要があります。カスタム AMI の作成に関する詳細はこちらをご覧ください。

はい。

EC2 インスタンスで EOS 対象のソフトウェアを実行している AWS のお客様には、複数のオプションが用意されています。

EOS ソフトウェアの使用を継続する: お客様は、EOS ソフトウェアの継続使用を選択できます。既存のインスタンスやカスタム AMI には影響がありません。

自動アップグレード: SQL Server 2008 R2 および Windows Server 2008 R2 をご利用のお客様は、AWS Systems Manager を使用して、非破壊的なインプレースアップグレードを自動化できます。SQL Server 2008 R2 を使用している場合は、SQL Server 2012 R2 にアップグレードした後、さらに SQL Server 2016 (BYOL のみ) にアップグレードすることができます。Windows Server 2008 R2 を使用している場合は、Windows Server 2012 R2 にアップグレードすることができます。Windows Server または SQL Server のライセンス込み (LI) のバージョンを使用している場合は、アップグレードのために追加のライセンス料金を支払う必要はありません。詳細については、こちらをクリックしてください。

Microsoft Windows Server の手動インプレースアップグレード:

ライセンス込み: Windows Server 向けの Amazon のライセンス込みオプションを使用している場合、Windows インスタンスのインプレースアップグレードを実行できます。詳細については、こちらをクリックしてください。

BYOL: BYOL モデルを使用しているお客様は、自分のメディアを使用して、上記のライセンス込みオプションで言及されているステップに従って、Windows Server の手動インプレースアップグレードを実行できます。

Microsoft SQL Server の手動インプレースアップグレード:

ライセンス込み: ライセンス込みの SQL Server を使用している AWS のお客様は、実行中のインスタンスでインプレースアップグレードを実行できます。その他のサポートとアップグレードの詳細な方法については、AWS サポートまでお問い合わせください。

BYOL: BYOL モデルを使用しているお客様は、自分のメディアを使用して SQL Server の手動インプレースアップグレードを実行できます。詳細については、こちらをクリックしてください。

その他のプラットフォームのオプションを詳しくご覧ください。AWS では、お客様にクラウドでの最大限の柔軟性を提供できるように尽力しています。特定の SQL Server または Windows ワークロードを別のプラットフォームに移行するメリットに関心のある AWS のお客様は、AWS アカウントチームに詳細をお問い合わせください。

Amazon の製品とサービス全体の詳細については、こちらをクリックしてください。

はい、延長セキュリティ更新プログラムは Microsoft または Microsoft ライセンシングパートナーから直接入手できます。Microsoft の延長セキュリティ更新プログラムの詳細については、こちらでお読みいただけます。

お客様は EOS に関するすべてのオプションを検討する必要があります。詳細については、「EOS が近づいている Microsoft ソフトウェアを実行するために、どのようなオプションがありますか?」を参照してください。

Windows Server 2003

延長セキュリティ更新プログラムは Amazon のライセンス込みオプションで利用できますか? いいえ。

延長セキュリティ更新プログラムは自分のライセンス使用 (BYOL) モデルで利用できますか? いいえ。

Windows Server 2008/2008 R2

延長セキュリティ更新プログラムは Amazon のライセンス込みオプションで利用できますか? はい。

延長セキュリティ更新プログラムは自分のライセンス使用 (BYOL) モデルで利用できますか? はい。有効なソフトウェアアシュアランス (SA) が必要です。

SQL Server 2005

延長セキュリティ更新プログラムは Amazon のライセンス込みオプションで利用できますか? いいえ。

延長セキュリティ更新プログラムは自分のライセンス使用 (BYOL) モデルで利用できますか? いいえ。

SQL Server 2008/2008 R2

延長セキュリティ更新プログラムは Amazon のライセンス込みオプションで利用できますか? いいえ。

延長セキュリティ更新プログラムは自分のライセンス使用 (BYOL) モデルで利用できますか? はい。有効なソフトウェアアシュアランス (SA) が必要です。

注: 以下の情報は、2019 年 4 月 4 日時点で公開されている Microsoft EOS の期日に基づいています。

Microsoft Windows Server:

  • Windows Server 2003 – 2015 年 7 月 14 日 (既に EOS に達しています)
  • Windows Server 2008 – 2020 年 1 月 14 日
  • Windows Server 2008 R2 – 2020 年 1 月 14 日

Microsoft SQL Server:

  • SQL Server 2005 – 2016 年 4 月 12 日 (既に EOS に達していいます)
  • SQL Server 2008 – 2019 年 7 月 9 日
  • SQL Server 2008 R2 – 2019 年 7 月 9 日

Microsoft のアプリケーションライフサイクルに関する詳細な情報については、こちらをクリックしてください。

2019 年 7 月 1 日以降、Microsoft EOS 製品を使用または搭載したライセンス込みのマネージド AWS Windows AMI (AWS マネジメントコンソールとクイックスタートで利用可能)、メディア、サービスを公開および配信しないように Microsoft から要請されています。数年前に既にサポートが終了した製品もこのような制限の対象になります。以下の製品とサービスが影響を受けます。

マネージド AWS Windows AMI:

AWS では、AWS マネジメントコンソール、クイックスタート、AWS Marketplace において、EOS 対象のソフトウェアを含むマネージド AWS Windows AMI の公開や配信を行いません。

Microsoft Windows Server:

  • Windows Server 2003 – 2019 年 7 月 1 日
  • Windows Server 2008 – 2020 年 1 月 14 日
  • Windows Server 2008 R2 – 2020 年 1 月 14 日

Microsoft SQL Server:

  • SQL Server 2005 – 2019 年 7 月 1 日
  • SQL Server 2008 – 2019 年 7 月 9 日
  • SQL Server 2008 R2 – 2019 年 7 月 9 日

Amazon Relational Database Service (RDS):

RDS では、SQL Server 2008 から SQL Server 2012 を使用しているお客様のデータベースに対する自動的なアップグレードを 2019 年 6 月 1 日から開始します。この期日よりも前にアップグレードをテストして、互換性の確認を行うことをお勧めします。

RDS のお客様は、データベースのバージョンをいつでもアップグレードできます。RDS における SQL Server 2008 R2 データベースのアップグレードの詳細については、こちらをクリックしてください。

Amazon WorkSpaces:

WorkSpaces では、Windows Server 2008 R2 を使用している Windows 7 エクスペリエンスのライセンス込みパブリックバンドルの提供を2020 年 1 月 14 日に終了します。

Windows 7 デスクトップエクスペリエンスを含むライセンス込みパブリックバンドルから起動された WorkSpaces は、2020 年 1 月 14 日以降、起動または再構築を行えなくなります。

BYOL バンドルから作成された WorkSpaces には影響がありません。これらのインスタンスは起動や再構築を引き続き行うことができます。

Windows Server 2008 R2 を使用しているライセンス込みバンドルをカスタムで作成したお客様は、EOS 後にそのカスタムバンドルを使用して WorkSpaces の起動や再構築を行うことができるようになります。

延長のセキュリティ更新プログラムを購入しない限り、EOS 対象の製品向けのパッチが Microsoft から提供されることはありません。

Microsoft は、この変更がすべてのハイパースケールクラウドプロバイダーに適用されると発表しています。

EC2 インスタンスで EOS 対象のソフトウェアを実行している AWS のお客様には、複数のオプションが用意されています。

EOS ソフトウェアの使用を継続する: お客様は、EOS ソフトウェアの継続使用を選択できます。既存のインスタンスやカスタム AMI には影響がありません。Microsoft からの延長セキュリティ更新プログラムの購入を希望するお客様は、「EOS 対象の Microsoft ソフトウェアを利用しているインスタンスを AWS で実行するために、延長セキュリティ更新プログラムを購入できますか?」という質問の答えを確認する必要があります。

自動アップグレード: SQL Server 2008 R2 および Windows Server 2008 R2 をご利用のお客様は、AWS Systems Manager を使用して、非破壊的なインプレースアップグレードを自動化できます。SQL Server 2008 R2 を使用している場合は、SQL Server 2012 R2 にアップグレードした後、さらに SQL Server 2016 (BYOL のみ) にアップグレードすることができます。Windows Server 2008 R2 を使用している場合は、Windows Server 2012 R2 にアップグレードすることができます。Windows Server または SQL Server のライセンス込み (LI) のバージョンを使用している場合は、アップグレードのために追加のライセンス料金を支払う必要はありません。詳細については、こちらをクリックしてください。

Microsoft Windows Server の手動インプレースアップグレード:

ライセンス込み: Windows Server 向けの Amazon のライセンス込みオプションを使用している場合、Windows インスタンスのインプレースアップグレードを実行できます。詳細については、こちらをクリックしてください。

BYOL: BYOL モデルを使用しているお客様は、自分のメディアを使用して、上記のライセンス込みオプションで言及されているステップに従って、Windows Server の手動インプレースアップグレードを実行できます。

Microsoft SQL Server の手動インプレースアップグレード:

ライセンス込み: ライセンス込みの SQL Server を使用している AWS のお客様は、実行中のインスタンスでインプレースアップグレードを実行できます。その他のサポートとアップグレードの詳細な方法については、AWS サポートまでお問い合わせください。

BYOL: BYOL モデルを使用しているお客様は、自分のメディアを使用して SQL Server の手動インプレースアップグレードを実行できます。詳細については、こちらをクリックしてください。

その他のプラットフォームのオプションを詳しくご覧ください。AWS では、お客様にクラウドでの最大限の柔軟性を提供できるように尽力しています。特定の SQL Server または Windows ワークロードを別のプラットフォームに移行するメリットに関心のある AWS のお客様は、AWS アカウントチームに詳細をお問い合わせください。

Amazon の製品とサービス全体の詳細については、こちらをクリックしてください。

Sysco、Hess、Ancestry、Expedia などの AWS のお客様は、AWS での Windows ワークロードの移行と最新化に成功しています。AWS のお客様が何を行っているかの詳細については、こちらをご覧ください。

ライセンス込み: Amazon のライセンス込みオプションを使用している場合、ソフトウェアの最新バージョンに移行するための追加のライセンス料金は発生しません。

  • 例えば、Microsoft Windows Server 2019 は、Microsoft Windows Server 2003/2008/2008 R2 と同じ料金です。
  • Microsoft SQL Server 2017 (エディション別) は、Microsoft SQL Server 2005/2008/2008 R2 (エディション別) と同じ料金です。

BYOL: 有効なソフトウェア保証 (SA) をご利用のお客様は、最新バージョンに無料でアップグレードできます。SA を持っていないお客様は、Microsoft から新しいライセンスを購入できます。

はい、AWS サポートプランを利用しているお客様は、技術的問題について AWS サポートによる対応を受けられます。

注: Microsoft のポリシーに従って、延長サポートの終了後、延長セキュリティ更新プログラムを購入しない限り、Microsoft によるパッチやセキュリティ更新の提供は行われません。

AWS サポートプランの詳細については、こちらをご覧ください。

aws.EOS.Microsoft@amazon.com まで E メールでお問い合わせください。

2019 年 7 月 1 日

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2019 年 7 月 9 日

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2020 年 1 月 14 日

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用語集

AMI (Amazon マシンイメージ): インスタンスのルートボリュームのテンプレート (オペレーティングシステム、アプリケーションサーバー、アプリケーションなど) です。インスタンスをリリースする AMI を使用できる AWS アカウントを制御するリリース許可を管理します。インスタンスの作成時にアタッチするボリュームを指定するブロックデバイスマッピングが含まれます。

AWS (Amazon Web Services): 企業が迅速化、IT コストの削減、アプリケーションのスケールを実現できるように、幅広いグローバルなコンピューティング、ストレージ、データベース、分析ツール、アプリケーション、デプロイサービスを提供します。

AWS マネジメントコンソール: シンプルで直感的に操作できるウェブベースのユーザーインターフェイスを通じて、Amazon Web Services にアクセスしたり、Amazon Web Services を管理したりします。

BYOL (ライセンス持ち込み): 物理的に専有する AWS ハードウェアで、以前にライセンスされているソフトフェアをデプロイするために使用できるプロセスです。BYOL を利用する場合、ライセンス料金が含まれたインスタンス料金を支払う必要はありません。代わりに、Amazon Linux 用 EC2 インスタンスの料金と同じ料金をお支払いただきます。BYOL を利用する場合、お客様には自分のライセンスを管理する責任があります。

CloudEndure: ヒューマンエラー、ネットワーク障害、外部的脅威、その他の中断によるデータ損失とダウンタイムを最小化する、信頼性の高いビジネス継続性ソリューションを提供します。AWS のディザスタリカバリソリューションと移行ソリューションは、革新的なワークロードモビリティテクノロジーを利用しています。これにより、アプリケーションは、物理、仮想、またはクラウドベースのインフラストラクチャから Amazon Web Services (AWS) に継続的にレプリケートされます。そのため、CloudEndure では、さまざまなアプリケーションとインフラストラクチャで構成される大規模な異種混合環境に対する独自のサポートを提供できます。

カスタム AMI: インポートされたイメージから構築されたか、または既存のインスタンスからキャプチャされたアカウントで作成された AMI です。例えば、既存の AMI からインスタンスを作成して、インスタンスをカスタマイズした後に、更新した構成をカスタム AMI として保存することができます。この新しいカスタム AMI から作成したインスタンスには、AMI 作成時に行ったカスタマイズが含まれます。

EC2 (Amazon Elastic Compute Cloud): Amazon Web Services (AWS) クラウドにおけるスケーラブルなコンピューティングキャパシティを提供します。

EOS (サポート終了): Microsoft の製品ライフサイクルポリシーにおいて、製品に対する Microsoft サポート終了に言及するために使用される用語です。

ハイパースケール: いくつかのサーバーを何千ものサーバーに効率的にスケールするために、分散コンピューティング環境に必要な施設とプロビジョニングを意味します。ハイパースケールコンピューティングは、通常、ビッグデータやクラウドコンピューティングなどの環境で使用します。

インプレースアップグレード: 個人用の設定やファイルをそのまま維持した状態で、オペレーティングシステムファイルをアップグレードします。

インスタンス (EC2 インスタンス): AWS クラウドにおける仮想サーバーです。作成時の構成は、インスタンスを作成した際に指定した AMI のコピーです。

LI (ライセンス込み): Windows Server および SQL Server 向けの Microsoft 使用許諾契約の Amazon における使用を意味します。

VMIE (AWS VM Import/Export): オペレーティングシステムイメージをオフラインモードで AWS EC2 にインポートするために利用する AWS のサービスです。

RDS (Amazon Relational Database Service): クラウドでリレーショナルデータベースをより簡単に設定、運用、スケールできるようにするウェブサービスです。業界標準のリレーショナルデータベース向けに、費用対効果に優れた拡張機能を備え、一般的なデータベース管理タスクを管理します。

SA (ソフトウェア保証): Microsoft 製品の効率的なデプロイ、管理、使用に役立つ、Microsoft が提供する包括的なプログラムです。

SMS (AWS Server Migration Service): オペレーティングシステムイメージをオンラインモードで AWS EC2 にインポートするために使用する AWS サービスです。

WorkSpaces (Amazon WorkSpaces): マネージド型で、安全なクラウドデスクトップサービスです。Amazon WorkSpaces を使うと、Windows または Linux のデスクトップが数分でセットアップでき、すばやくスケールすることで世界中のたくさんの従業員にデスクトップを提供できます。

AWS Incident Detection and Response

AWS Incident Detection and Response は、重要なアプリケーションをカスタマイズしてサポートします。重要なアプリケーションについて、24 時間 365 日プロアクティブに対応し、5 分以内に応答し、インシデント管理を行います。AWS Incident Detection and Response は、業務を改善し、ワークロードの回復力を高め、重大なインシデントからの復旧を促進するように設計されています。AWS Incident Detection and Response で活用する実績ある運用機能、強化されたモニタリング機能、およびインシデント管理機能は、AWS チームでは内部的に、AWS Managed Services (AMS) では外部的に使用されています。

AWS Incident Detection and Response では、AWS Incident Detection and Response に通知された重大なケース (ビジネスにとって重大なシステムダウン) に対して、応答時間 5 分の SLO (サービスレベル目標) が設定されています。エンタープライズサポートの応答時間がケースを提出した時点から測定されるのとは異なり、AWS Incident Detection and Response の対応時間は、ワークロードでインシデントが発生した時点またはケースを提出した時点から測定されます。

AWS Managed Services (AMS) は、既存のチームによるクラウド運用を強化します。また、モニタリング、インシデント管理、パッチ、バックアップ、指定クラウドサービスデリバリーマネージャー (CSDM)、クラウドアーキテクト (CA)、および AMS セキュリティチームへのアクセスが提供されます。 AWS Incident Detection and Response は、追加料金なしで、AWS エンタープライズサポートを利用している AWS Managed Services の直接のお客様の対象リージョンでご利用いただけます。これらの基準を満たす AMS のお客様は、AMS Cloud Service Delivery Manager (CSDM) に連絡して詳細を確認できます。

AWS Incident Detection and Response は、本サービスを提供中のリージョンでホストされているワークロードに対して英語で利用できます。対象リージョンは、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シドニー)、南米 (サンパウロ) です。プレミアムな AWS サポートサービスとして、AWS Incident Detection and Response では、グローバルなエンジニアチームが 24 時間 365 日体制でサポートします。AWS Incident Detection and Response がインシデントに対応すると、いずれかの地域から最初に担当できるインシデントマネージャーがお客様のケースを担当し、できる限り迅速に対応いたします。

AWS Incident Detection and Response にサポートケースを提出することによって、アカウントで AWS Incident Detection and Response のサブスクリプション (またはサブスクリプション解除) ができます。サブスクリプションは、支払い者アカウントからリクエストを作成することでのみ実行できます。AWS では、アカウントに対してサービスのサブスクリプションを解除するには、30 日前の通知を必須としています。サブスクリプションリクエストの提出方法については、サービスユーザーガイドを参照してください。

はい。AWS インシデント検出と対応のアカウントは、最低 90 日間から固定期間でのサブスクリプションが可能です。

はい。課金はオンボーディングしたワークロードの使用量に基づいています。AWS Incident Detection and Response に対しては、7,000 USD またはオンボーディングされたワークロードによって発生する月間の AWS 料金の 2.0% のいずれか大きい方が毎月課金されます。AWS Incident Detection and Response では、ワークロードのリソースに適切なタグを付ける必要があります。

ワークロードのオンボーディングは、ワークロードを構成する構成アカウントが AWS インシデント検出と対応に登録された後に開始されます。ワークロードのオンボーディングプロセスの焦点は、AWS がワークロードに関するコンテキストを、お客様が共有を希望されるだけ収集することです。これには、ワークロードで使用されるサービスの ARN と機能、およびワークロードの結果を示すクリティカルなアラームが含まれる場合があります。また、オンボーディングプロセスでは、インシデント管理のためのランブックと対応計画を策定します。

お客様のワークロードでトリガーされたクリティカルなアラームは、Event Bridge を介して AWS Incident Management ツールに送信され、待機中の Incident Management Engineer (IME) に通知されます。IME はアラームをトリアージし、カンファレンスブリッジでお客様に関わり、事前に確立されたインシデント管理対応計画に従って、お客様を復旧に導きます。コール中に取られるアクションに含まれるものとして、例えば、AWS サービスの健全性に関する最新のインサイトを提供すること、AWS 内のエスカレーションをトリガーすること、または解決を促進する方法についてお客様に助言することが挙げられます。IME はインシデントを管理し、インシデントが解決または緩和されるまで、お客様が適切な AWS リソースに関与し続けることを保証します。インシデントの終了後、IME はインシデントを要約したインシデント解決レポートを提供し、アプリケーションアーキテクチャ、メトリクス、および応答手順の改善を通知することができます。AMS のお客様の場合、オペレーションエンジニアもインシデント管理プロセスに参加し、インシデントの解決を支援します。

サービスイベント中、AWS はお客様のワークロードに影響があるかどうかに関わらず、進行中のサービスイベントをお客様に通知します。お客様のワークロードがサービスイベントによって影響を受ける場合、AWS はサポートケースを作成してお客様に関わり、影響と感情に関するフィードバックを受け取り、イベント中にお客様のディザスタリカバリ計画を呼び出すための事前決定されたガイダンスを提供します。また、お客様用に作成されたサポートケースの詳細を含む通知が AWS Health 経由で届きます。AWS 所有のサービスイベントの影響を受けないお客様 (たとえば、異なるリージョンで運用されている、障害が発生した AWS サービスを使用していないなど) は、引き続き私たちの標準的なエンゲージメントでサポートされます。

はい。Amazon EventBridge を介して、任意のモニタリングツールから AWS Incident Detection and Response にイベントを取り込むことができます。ワークロードのオンボーディングの詳細については、「AWS Incident Detection and Response ユーザーガイド」をご覧ください。

はい。重大なケースはお客様ご自身で直接 AWS サポートに提出することも AWS Incident Detection and Response に提出することもできます。AWS Incident Detection and Response では、ビジネスにとって重大なシステムダウンのケースへの応答時間は 5 分以内です。AWS Incident Detection and Response にケースを提出する方法の詳細については、サービスユーザーガイドをご覧ください。

AWS インシデント検出と対応は、お客様のモニタリングチームを置き換えるものではありません。AWS Incident Detection and Response は、お客様のモニタリングチームと連携し、クリティカルなインシデントの管理に重点を置いています。

AWS re:Post Private

AWS re:Post Private は、組織固有のクラウドコミュニティを構築し、独自のナレッジリソースへのアクセスを提供するための、フルマネージド型の安全なプライベートスペースです。AWS re:Post Private は、信頼できる AWS の技術コンテンツを一元化し、プライベートディスカッションフォーラムを提供することで、チームが社内で、また AWS と連携する方法を改善して、技術的な障害を取り除き、イノベーションを加速し、クラウドでより効率的に拡張できるようにします。

Amazon Zocalo の使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールにアクセスして、組織の Zocalo サイトを設定します。AWS エンタープライズまたはエンタープライズオンランプサポートプランのいずれかが必要です。 

AWS Countdown

AWS Countdown は、移行、最新化、製品発売、ストリーミング、稼働開始イベントなど、幅広いクラウドユースケース向けに設計された AWS サポートサービスです。AWS Countdown は、AWS のエキスパートによって開発された実証済みのプレイブックを使用して、プロジェクトのライフサイクル全体で、運用の準備状況を評価したり、リスクを特定して軽減したり、キャパシティプランニングを行ったりするのに役立ちます。これにより、リソースの運用準備、AWS Well-Architected 評価、セキュリティレビュー、プロジェクトのインフラストラクチャキャパシティプランニングが可能になります。AWS Countdown は AWS サポートのインフラストラクチャイベント管理 (IEM) サービスの後継で、エンタープライズサポートに組み込まれています。Enterprise On-Ramp をご利用のお客様は、毎年 1 つの Countdown エンゲージメントを無料でご利用いただけます。

AWS Countdown Premium は有料のアドオンで、設計からリリース後の対応まで、クラウドプロジェクトのあらゆる段階で重要なサポートを提供します。これにより、AWS のエキスパートチームから選ばれた専任のエンジニアは、プロアクティブなガイダンスとトラブルシューティングを行います。専任のエンジニアは、プロジェクトの開始から継続性の確保まで携わり、特定分野のエキスパートとやり取りする機会を提供します。また、サポートツールを使用して、問題を迅速に解決します。販売イベント、移行のカットオーバーなどの重要なイベントの電話に参加し、問題を迅速に解決します。AWS Countdown Premium では、移行とモダナイゼーションを迅速に実現することでインフラストラクチャの投資利益率を高めることができるように支援します。また、影響力の大きい運用開始イベントを実施し、ビジネス目標を達成できるように支援します。

AWS Countdown Premium は、AWS 中国リージョンを除く、利用可能なすべての AWS リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンでホストされているワークロードのために、英語、中国語、日本語、韓国語でご利用いただけます。AWS Countdown Premium は、プレミアム AWS サポートサービスとして、グローバルなエンジニアチームによってサポートされています。

AWS Countdown をサブスクライブするには、アカウントチームにお問い合わせください。さらに、エンタープライズサポートのお客様は、Countdown エンゲージメントに登録するために TAM に問い合わせることができます。

AWS Countdown Premium をサブスクライブするには、AWS Countdown のウェブページから [使用を開始] をクリックします。サインアッププロセスを完了するために、AWS コンソールの AWS サポートプランのページにリダイレクトされます。AWS コンソールにサインインし、[サポート] > [サポートプランを表示/更新] を選択して、Countdown Premium にサインアップすることもできます。追加のサポートが必要な場合は、アカウントチームにお問い合わせいただくこともできます。サインアップ中に共有されたすべての AWS アカウントについての Countdown Premium エンゲージメントに関する通知は、AWS サポートチケット経由で 3~4 営業日以内に届きます。

AWS Countdown Premium のサブスクリプションを解除するには、このクイックリンクを使用して AWS サポートチケットを作成するか、または AWS サポートセンターにログインして [アカウントと請求] > [請求] > [請求の詳細を更新] を選択します。件名を「AWS Countdown Premium のサブスクリプションの解除」とし、ケースの本文に「yyyy/dd/mm 以降、この AWS Countdown Premium サブスクリプションに関連するすべてのアカウントのサブスクリプションを解除してください」と記載してください。Countdown Premium は月単位でのみ利用可能であることにご留意ください。AWS Countdown Premium をサブスクライブしたのと同じ AWS アカウントからサポートチケットを提出します。指定の Countdown Premium エンジニアまたはアカウントチームに問い合わせてサポートを求めることもできます。アカウントによるサービスのサブスクリプションを解除するには、30 日前までに AWS に通知する必要があります。

はい。AWS Countdown Premium のサブスクリプションは、月単位の固定期間でご利用いただけます。最低期間は 1 か月間です。

はい。AWS Countdown Premium は AWS Resold Support のお客様が利用でき、直接のお客様と同じように機能します。移行、モダナイゼーション、イベントをオンデマンドの専門知識とサポートで補完します。Countdown のサブスクリプションを開始するには、アカウントチームにお問い合わせいただくか、または aws-countdown-subscription@amazon.com まで E メールでお問い合わせください。

現時点では、AWS Countdown Premium は AWS Partner-Led Support をご利用のお客様を対象として設計されておらず、これらのお客様をサポートしていません。

製品のリリース、ライブストリーミング、移行、モダナイゼーションなど、ユースケースごとに 1 つの月間サブスクリプションにサインアップできます。複数のプロジェクトを並行して実行している場合は、複数のサブスクリプションが必要です。これにより、1 人のエンジニアを複数のチームに割り当てるのではなく、各チームに個別のエンジニアを割り当てることができます。例えば、3 つのシステムを並行して移行する予定の場合は、移行チームごとに 1 つずつ、合計 3 つのサブスクリプションを購入する必要があります。

AWS Countdown Premium のサイクル外 (OCB) 請求額が表示されます。年間の請求書には含まれていません。料金の説明には「サイクル外請求額」と表示され、金額と説明には Countdown の月額料金が反映されます。

AWS Countdown Premium に登録した翌月の最初の週に請求書が届きます。請求額は開始日に基づいて按分計算されます。例えば、2 月 15 日から AWS Countdown Premium の 2 か月間のサブスクリプションを開始すると、1) 3 月の第 1 週に 5,000 USD、2) 4 月の第 1 週に 10,000 USD、3) 5 月の第 1 週に 5,000 USD という 3 つの請求書が届きます。請求書の正確な日付は、組織の請求サイクルによって異なります。

既存の AWS Countdown Premium サブスクリプションのサブスクリプション月数を延長または短縮するには、このクイックリンクを使用して AWS サポートチケットを作成するか、または AWS サポートセンターにログインして [アカウントと請求] > [請求] > [請求の詳細を更新] を選択します。件名を「AWS Countdown Premium Modification」(AWS Countdown Premium の変更) とし、ケースの本文に「この AWS Countdown Premium に関連するすべてのアカウントのこのサブスクリプションを、『このサブスクリプションを x か月間延長する (短縮する)』ことによって変更してください」と記載してください。AWS Countdown Premium をサブスクライブしたのと同じ AWS アカウントからサポートチケットを提出してください。指定の Countdown Premium エンジニアまたはアカウントチームに問い合わせて追加のサポートを求めることもできます。アカウントによるサービスのサブスクリプションを解除するには、30 日前までに AWS に通知する必要があります。

AWS Partner-Led Support

AWS パートナーは、プロアクティブなガイダンスとベストプラクティスを提供するだけでなく、サポート提供の一部として追加の製品とサービスを提供します。PLS により、お客様はパートナーから AWS サービスに関するサポートを受けることができます。パートナーは、ワークロードの移行、クラウドネイティブアプリケーションの開発、マネージドサービスの提供、現地語の提供、さらにはオンサイトサポートの提供を通じて、あらゆる業界のビジネスの変革を支援する上で重要な役割を果たします。

AWS パートナーは、Partner-Led Support を活用して、独自のサポートサービスを構築します。お客様に直接パススルーするものではありません。各 AWS パートナーは、Partner-Led Support を独自の方法で差別化します。AWS パートナーに相談して、サポートオプション、お問い合わせ方法、および応答時間を確認することが重要です。

Partner-Led Support では、AWS パートナーがサポートを提供するためにお客様の AWS アカウントにアクセスして診断ツールを実行したり、サポートを提供したりすることをお客様が許可する必要があります。また、必要に応じて、お客様に代わって AWS に対してサポートケースを開くことも行います。お客様は、AWS テクニカルアカウントマネージャー (TAM) へのアクセスや、AWS に対して直接サポートケースを開くことを含めて AWS サポートに直接アクセスすることはできず、AWS パートナーにサポートをリクエストする必要があります。お客様は AWS サポートに直接問い合わせることはできず、すべてのリクエストは AWS パートナーによって対応されることになります。